セレクションアンドバリエーション、日本精工硝子の人事制度改革を支援
組織・人事コンサルティングファームのセレクションアンドバリエーション株式会社は、ガラスびんの企画・製造・販売を手がける日本精工硝子株式会社の人事制度改革を支援した。従来の評価制度と報酬制度が十分に連動していなかった課題を踏まえ、社員の貢献が昇給・昇格・賞与に適切に反映される仕組みを構築した。既存の評価基準を生かしながら、若手社員の成長とベテラン社員の技能継承を両立する制度設計を行っている。
評価と報酬の連動に向けた課題
1895年創業の日本精工硝子株式会社は、化粧品容器や食品容器などのガラスびんの企画・製造・販売を手がけ、130年以上の歴史を持つ。同社では先行して評価システムを導入し、評価項目や基準の整備を進めていたものの、その結果が昇給や賞与にどのように反映されるかが明確になっておらず、社員にとって頑張りが処遇にどう結びつくのかが見えにくい状況にあった。また、年功的な給与体系が残る中で、昇格や若手社員の早期登用に関する明確なルールも求められていた。日本精工硝子株式会社の代表取締役 三野氏は「評価と報酬が紐付いていないことが、最大の課題でした。」と振り返っている。
既存の仕組みを生かした等級・給与・賞与ルールの明確化
制度設計にあたっては、すでに導入されていた評価基準を大きく変更せず、既存の仕組みを生かしながら評価結果を処遇へ反映させる仕組みづくりが進められた。事前にエンゲージメントサーベイや従業員インタビューを実施し、社員が感じている課題や要望を把握した上で、等級制度や号俸表、賞与テーブルを整備。評価結果に応じた昇給・賞与の決定基準を明確化し、社員が今後の成長やキャリア形成を具体的に考えられる制度を目指した。
若手の成長機会とベテランの技能継承を両立
今回の制度設計では、若手社員の成長機会の拡大と、製造現場を支えてきたベテラン社員の経験や技能を尊重する仕組みの両立が重視された。成果や貢献に応じた処遇を整えつつ、年功的な要素をすべて廃止するのではなく一定の昇給を継続できる仕組みを残すなど、バランスに配慮した設計がなされている。また、新制度への移行時には社員一人ひとりのこれまでの処遇や事情を踏まえた移行ルールを明文化し、急激な変化による不安を抑えながら切り替えが進められた。
導入後の変化と今後の展望
新制度の導入により、評価と処遇の関係が統一的なルールとして社内に示せるようになった。等級ごとの給与レンジが明確になったことで、採用活動においても募集ポジションに応じた給与水準を提示しやすくなるなど、人材採用の判断基準の明確化にもつながっている。日本精工硝子株式会社では、今後も運用のなかで課題を確認・改善しながら、社員が安心して挑戦し貢献が適切に報われる組織づくりに取り組む方針である。
- 会社名:セレクションアンドバリエーション株式会社
- 本社所在地:〒550-0005 大阪府大阪市西区西本町1丁目2-17 本町グランドビル 7F
- 代表取締役社長:平康慶浩
- 事業内容:組織・人事コンサルティング
- 設立:2006年3月有限会社として設立(2011年6月株式会社化)
- 会社HP:https://sele-vari.co.jp/
本記事はセレクションアンドバリエーション株式会社の発表をもとに作成されています。
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