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VIOLET、サイト移行支援WordPress卒業パックの提供を開始

マーケティング支援を行う株式会社VIOLETは、WordPressで運用されているWebサイトを、サーバー上でプログラムを動かさない構成へ移行するサービス「WordPress卒業パック」の提供を開始しました。あわせて、サイトのURLを入力することでWordPressやPHPのバージョンなどを確認できる「30秒かんたんサイトチェック」を公開し、無料のサイト健康診断の受付も始めています。

提供の背景にあるPHPやCMSの脆弱性

2026年10月22日、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は「PHPの脆弱性対策について(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)」を公表しました。悪用された場合に遠隔の第三者から任意のコードを実行されるおそれがあるとして修正版への更新を呼びかけています。修正版が公開されたのはPHP 8.2〜8.5の各系列で、サポートが終了しているPHP 8.1以前には修正版が提供されていません。IPAは公表時点でこの脆弱性を悪用した攻撃は確認していないとしながらも、修正が提供されないバージョンに対してはサポートが継続しているPHPへの更新や対策済み製品・サービスへの移行の検討を求めています。

WordPressはPHPで動作しており、PHP 8.2も2026年12月31日でサポート終了が予定されています。またIPAは2026年度において、WordPress(7月22日)やMovable Type(4月8日、10月7日)に関する注意喚起も行っています。WordPressの運用ではPHPや本体、プラグインの定期的な更新が求められますが、担当者の異動や制作会社との契約終了などで更新が滞るケースもあることから、VIOLETは更新を不要にする選択肢として本サービスの提供に至ったとしています。

本サービスは完成済みのページを配信する仕組みを採用しています。記事を作成する管理画面を外部からアクセスできない場所に配置し、公開側では閲覧ごとのプログラム実行を行わない構成にすることで、PHPやプラグインの更新作業を不要にしています。配信基盤(Vercel)のサーバー更新は提供会社が担当します。

移行に際しては、記事のURLを可能な限り引き継ぎ、変更が生じるページには301転送を設定します。タイトル、説明文、構造化データ、計測タグ(GA4・GTM)も移設し、公開後はGoogle Search Consoleを用いた確認を実施することで集客への影響を抑えるとしています。日常的な更新については、日本語の管理画面(microCMS)からブログやお知らせなどを投稿可能で、数分後にサイトへ反映される仕組みとなっています。

なお、同社はすべてのサイトを移行対象としているわけではなく、PHPの更新で当面対応可能なサイトには更新を推奨し、決済・会員・予約などをプラグインで動かしているサイトには別の運用方法を提案するとしています。

診断機能と料金体系

サービスサイトで提供される「30秒かんたんサイトチェック」では、トップページを1回読み込むことで、WordPressの利用有無、本体バージョン、表示プラグイン数、PHPのバージョン(サーバーが公開している場合)、HTTPSへの対応、トップページの応答時間を調査できます。ログインや個人情報の入力は不要です。さらに詳細な調査を希望する企業向けには、PHP、WordPress本体、プラグイン、サーバーとSSL、表示速度とSEOの状態を確認し約1週間でレポートを提供する無料のサイト健康診断も実施します。

料金プラン(税別)は以下の通りです。

  • ライト:200,000円(〜10ページ。ほとんど更新しない会社案内サイト向け。期間の目安は3〜4週間)
  • スタンダード:400,000円〜(お知らせ・ブログを自社で更新する会社向け。〜15ページ・記事50件で400,000円が目安。期間の目安は4〜8週間、お見積もり)
  • プロ:お見積もり(30ページ超。記事が多い・多言語のサイト向け。期間の目安は個別にご相談)

全プランに現状診断、デザイン移行、記事・画像移行、301転送、計測タグ引き継ぎ、操作レクチャーが含まれます。任意の保守費用としてライト保守が月額10,000円、スタンダード保守が月額30,000円となります。また、管理画面(microCMS)と配信基盤(Vercel)の利用料(月0円〜数千円)が別途発生します。

2026年12月26日までに申し込んだ企業を対象に、ライトプランを148,000円(税別)で提供する年内キャンペーンも実施しています。ライト保守(月額10,000円)の12か月契約が条件となり、12か月未満で保守を解約した場合は通常価格との差額の精算が必要です。

株式会社VIOLETの代表取締役である稲葉典之氏は「まず必要なのは、いまの状態を正しく知ることです」とした上で、更新の手間やリスクを抱え続ける代わりに移行するという選択肢を提示し、集客の数値を落とさない形での移行を支援する旨を述べています。

株式会社VIOLETの概要

  • 会社名:株式会社VIOLET
  • 所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目12番4号 ネクストサイト渋谷ビル5階
  • 代表者:代表取締役 稲葉典之
  • 設立:2023年6月
  • 事業内容:マーケティング支援(広告運用、SEO、クリエイティブ制作など)
  • URL:https://violet.co.jp/

本記事は株式会社VIOLETの発表をもとに作成されています。

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