パーフェクト、AIメガネバーチャル試着にメガネ除去機能を搭載し提供開始
パーフェクト株式会社は、提供する「AIメガネバーチャル試着」に、生成AI(GenAI)を活用した新機能「メガネ除去(Glasses Removal)」を搭載し、提供を開始した。本機能は着用中のメガネを画像上から取り除き、フレームやレンズで隠れていた目元や肌を自然に再現する技術である。これにより、日常的にメガネを使用しているユーザーもメガネを外すことなく、新しいフレームの着用イメージを確認できるようになる。
着用中のメガネを自然に除去し新しいフレームを試着可能に
従来のバーチャル試着では、メガネをかけたまま試着すると着用中のフレームとバーチャルのフレームが重なって実際のイメージを確認しにくく、外すと画面が見えづらいという課題があった。
今回提供が開始された「メガネ除去」は、生成AIが着用中のメガネを検出・除去し、隠れていた目元や肌を自然に再現した上で新しいフレームを重ねる。これにより、メガネをかけたままでも違和感の少ないバーチャル試着を行える。ライブカメラによる試着のほか撮影済みの写真にも対応しており、ECサイトやアプリ、店頭のデジタル端末への展開が可能となっている。
同社創業者兼CEOのAlice Chang氏は、単にフレームを隠すのではなくメガネの奥にある顔を自然に再現する技術であると説明し、「今後もAI技術を活用し、より快適で直感的なショッピング体験の実現を目指してまいります。」とコメントしている。
生成AIによるメガネ除去機能の5つの特長
「メガネ除去」機能には、従来方式の課題を改善した以下の特長が備わっている。
- 目元や顔の形状を高精度に再現:メガネで隠れた目や眉の位置や形状を自然に再現し、顔の特徴を維持する。瞳孔間距離(PD)に基づくフレームサイズの提案にも対応する。
- レンズ越しの自然な見た目を実現:着用中のメガネの輪郭や痕跡を残さず除去し、クリアレンズやカラーレンズを通して見える目元を自然に表現する。
- 肌の質感や陰影までリアルに再現:生成AIが肌の質感や光の当たり方を周囲の顔の特徴になじませ、ぼやけや不自然な境界を抑えた画像を生成する。
- さまざまなフレーム・レンズに対応:太いフレーム、細いフレーム、リムレス、メタルフレームのほか、色付きレンズや反射の強いレンズなど幅広いアイウェアに対応する。
- 処理速度の向上で快適な試着体験を提供:従来モデルと比較して処理速度が向上しており、スマートフォンやPCのブラウザ上でもスムーズなライブバーチャル試着を実現する。
「AIメガネバーチャル試着」は、メガネやサングラス、ゴーグルなどの着用イメージをデジタル上で再現できるソリューションであり、新機能のほかにも以下の機能を搭載している。
- AIによる瞳孔間距離(PD)の測定:カメラ起動から約2秒で瞳孔間距離を測定し、専用器具を使わずに適したフレームサイズの提案をサポートする。
- 3枚の商品画像から試着用データを作成:正面・左テンプル・右テンプルの3枚の商品画像をアップロードするだけで、3Dモデリングやスキャンを行わずにバーチャル試着用データを作成できる。
- リアルな質感と多角度からの試着:フレームのカラーやサイズ、反射、レンズの色味や濃度などを調整可能で、左右60度、上下45度までの顔の動きに対応する。
- 多様なプラットフォームへの導入:スマートフォンやPCのブラウザ、ECサイト、アプリ、店頭キオスク、WeChatミニプログラム、モバイル向け「YouCam SDK」に対応する。
関連情報は以下のURLで案内されている。
- AIメガネバーチャル試着の詳細:https://www.perfectcorp.com/ja/business/products/eye-wear
- 新機能メガネ除去の体験:https://www.perfectcorp.com/ja/business/showcase/eye-wear
パーフェクト株式会社は2015年に創業し、化粧品ブランド、ファッションブランド、小売店、サロン、クリニック向けにAI肌解析やバーチャル試着などを提供している。
- 拠点:日本、北米、欧州、中国、台湾、インド
- サービス展開:60か国以上(2026年時点)
- 導入実績:全世界で700以上のブランド
- 運用規模:80万点を超えるコスメアイテム、年間100億回を超える利用ボリューム

本記事はパーフェクト株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



