三菱商事ロジスティクス、マツリカのMazrica導入 全社営業基盤づくり目指す
株式会社マツリカは、三菱商事ロジスティクス株式会社が「Mazrica Sales」「Mazrica Marketing」「Mazrica Target」「Mazrica Engage」を導入し、営業基盤づくりを目指していることを公表した。三菱商事ロジスティクスは、営業情報の一元管理や3つのカンパニーを横断した営業状況の可視化、カンパニー間のクロスセル機会の創出を進める方針だ。
導入の背景と4つの実現目標
東京都千代田区に本社を置き、田中 鉄が代表取締役 社長執行役員を務める三菱商事ロジスティクスは、国際輸送・国内輸送・倉庫運営・SCM・物流コンサルティングなどの物流関連サービスを提供している。「次世代事業創造」「グローバルSCM」「モビリティ」の3つの事業領域を軸に事業を展開している。
同社は3つのカンパニー体制で事業を運営しており、各カンパニー内での情報共有は行われていたものの、営業情報が分散しやすく、全社視点での案件把握やカンパニーを横断した提案活動につなげることが難しい面があった。こうした背景から、同社は3つのカンパニーの営業活動や案件パイプラインをリアルタイムで可視化し全社共有できる環境に向けて、次の4点の実現を目指している。

- 営業活動や案件情報を全社で一元管理すること
- 営業の「属人化」を防ぎ、組織全体で成果を出せる仕組みを整えること
- 顧客との関係性を強化し、失注となった案件を含め、継続的にフォローできる仕組みを整えること
- Webサイトからの問い合わせを確実に営業活動へつなげること
選定の決め手と3カンパニーへの導入

複数のツールを比較検討した結果、SFA/CRMとMAを一体で活用でき、業務や習熟度に合わせて段階的に運用を育てられる点から「Mazrica」の導入が決定された。主な決め手となったのは次の5点だ。

- 分かりやすいUIと操作性
- 設定の柔軟性
- 案件ボードの視認性
- SansanやOutlookなど既存ツールとの連携
- 取引先情報の入力を大幅に補完し、提案活動にも活用できる「Mazrica Target」
導入にあたっては当初スモールスタートも検討されたが、標準機能をベースに導入後もユーザー自身で柔軟に設定や改善を行えることから、3つのカンパニーすべてに導入された。
AI活用による提案と今後のデータ基盤構想
三菱商事ロジスティクスでは、顧客情報・案件情報・商談履歴を組織的に活用できる状態を整え、担当者個人の経験だけに依存しない営業体制の構築を目指している。
独自の企業データベースを参照して提案のたたき台をAIで作成できる「Mazrica Target」を通じ、全社のサービスを掛け合わせた提案のたたき台づくりによってクロスセルを組織的に進めていくことを視野に入れている。現在は本格運用に向けた準備段階にあり、顧客情報の守秘義務に留意した権限設定と運用ルールの徹底を前提に、提案資料のたたき台作成やAIを活用したクロスセル候補の検討、取引先の最新ニュース確認など、日々の営業に取り入れやすい用途から活用を進める予定としている。
さらに、自社の7つのLPへの「Mazrica Engage」導入も決定した。チャットボットを通じた問い合わせや資料請求の促進とともに、潜在ニーズの把握を期待している。中長期的には、Mazricaの営業データに加え、会計システムの実績データや業務システムのオペレーションデータを統合した「データ活用基盤」を構築し、BIツールやAIを活用してデータを多角的に分析できる環境を整備していく計画だ。
株式会社マツリカの会社概要
- 社名:株式会社マツリカ(https://mazrica.com)
- 本社:東京都中央区東日本橋2−7−1J.NODE東日本橋Ⅱ6F
- 代表者:代表取締役CEO 黒佐英司
- 設立:2015年4月30日
- 事業内容:AIソリューションの開発・提供
本記事は株式会社マツリカの発表をもとに作成。
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