日本HP、HP ZGX Fury G1n AI Stationを発表
東京都港区に本社を置く株式会社 日本HP(代表取締役 社長執行役員:岡戸 伸樹)は、AI開発に特化したタワー型ワークステーションの新製品「HP ZGX Fury G1n AI Station」を発表した。AI開発や推論処理の需要が高まり、クラウド運用におけるコスト増加やレイテンシーの変動が課題となる中、データセンタークラスの処理性能をデスクサイドで提供することを目指している。販売開始日は10月27日を予定している。
HP ZGX Fury G1n AI Stationは、748GBのコヒーレントメモリを備えたNVIDIA GB300 Grace Blackwell Ultra Desktop Superchipを搭載し、1兆パラメータ規模のモデルによる推論処理に対応する。専用のインフラや冷却設備などを必要とせず、1,000億パラメータを超えるモデルのファインチューニングや、複数の開発者による並行作業が可能とされている(*1)。
開発から本番運用までを同一システム上でシームレスに行える構成となっており、クラウドや遠隔地のデータセンターへワークロードを移行するコストの削減につながる。これにより、低レイテンシーと予測可能なコストを維持しながら、自社環境内でデータとワークフローを管理できる。
柔軟な拡張性と安全なエージェント展開環境
本製品は、オフィスやラボでのデスクサイド設置から、データセンターでのラックマウントまで、運用環境に応じた導入形態に対応している。主な特長は以下の通りである。
- デスクサイドで本番環境レベルのAI推論:モデルサイズに応じて複数ユーザーによる推論処理の同時実行に対応し、開発から検証、展開までを1台で完結できる。
- NVIDIA GB300のAI性能をデスクサイドで実現:最大1兆パラメータ規模の最先端AIモデルをローカルで実行できるほか、1,000億パラメータを超える大規模モデルのファインチューニングに対応する(*1)。
- ニーズに応じたスケールアウト:複数のシステムを連携して処理能力を拡張し、AIワークロードの増加に柔軟に対応できる。
- ソフトウェア選択の自由とデータ主権:オープンソースベースの環境に加え、ライセンス料金が不要な無料のAIツール群「HP ZGX Toolkit」が事前構成されて提供される。
- NVIDIA OpenShellによるAIエージェントの安全な展開:オープンソースランタイムであるNVIDIA OpenShellにより、「claws」と呼ばれる自律型AIエージェントを分離されたサンドボックス環境で実行できる。
販売価格と今後の展開
HP ZGX Fury G1n AI StationのHP 希望販売価格(税込)は28,490,000円~で、販売開始日は10月27日となっている。なお、価格や仕様、提供時期などの情報は予告なく変更となる場合がある。
また、本製品のWindowsへの対応は2026年12月以降に予定されている。
【製品および問い合わせ先情報】
- 製品情報:http://www.hp.com/jp/workstation
- 製品写真ライブラリ:http://www.hp.com/jp/workstation_pr
- カスタマー・インフォメーションセンター TEL:0120-436-555
- ホームページ:http://www.hp.com/jp/
- 注記(*1):https://www.hp.com/us-en/workstations/ai-stations/zgx-fury-ai-station.html
本記事は株式会社 日本HPの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



