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YAMABISHI、低圧連系対応の蓄電システム新モデルYRW-49SHを発売

株式会社YAMABISHIは、リチウムイオン蓄電システム「YRWシリーズ」において、低圧連系に対応した定格出力 三相3線 49.9kWの新モデル「YRW-49SH」を発売しました。同製品は49.9kWの定格出力で低圧連系に対応し、高圧受電キュービクルの設置や電気主任技術者の選任を不要とします。系統連系協議の簡素化も含め、導入から運用に至る総合的なコストと手間の削減に貢献するとしています。

新モデル開発の背景

近年、電気代高騰への対策や脱炭素経営、自然災害への備えとして、企業や自治体における自家消費型太陽光発電および産業用蓄電システムの導入ニーズが高まっています。一方で、導入を検討する中小規模の工場や店舗、事業所からは、高圧受電キュービクルの増設コストや電気主任技術者の選任といった維持管理の負担が課題として挙げられていました。

こうした課題に対応するため、従来の三相3線/単相3線(10kW、20kW、30kW)モデルに加え、低圧連系に対応した三相3線 49.9kWモデルが新たに開発されました。

YRWシリーズの主な特徴

YRWシリーズには以下の特徴があります。

  • 低圧連系対応によるコスト削減:受電キュービクルの設置工事が不要となり初期費用を抑制できるほか、電気主任技術者の選任・保安委託が不要となり、系統連系協議の手続きも簡素化されます。
  • 柔軟な容量拡張性:定格出力は低圧枠(50kW未満)に収まる10kW~49.9kWでありながら、蓄電池容量は用途や設置規模に合わせて12kWhから最大1,964kWhまでカスタマイズおよび拡張が可能です。
  • 独自の予測制御「SmartSC」:翌日の発電・消費予測に基づき充放電パターンを自動で最適化し、高い充電率を維持しながら余剰電力を活用できます。
  • 国内開発・国内製造とSTEP3.2対応:低圧系統への新規連系で求められる単独運転検出方式「ステップ注入付周波数フィードバック方式(STEP3.2)」に対応しています。開発から製造、アフターフォローまで神奈川県海老名工場で一貫して実施されます。

想定導入先と主な仕様・ラインナップ

想定される導入対象施設として、中小規模の工場・事業所、学校・病院・福祉施設・自治体防災拠点、商業施設・ドラッグストア・スーパー、自家消費型太陽光発電の併設サイトが挙げられています。

新モデル「YRW-49SH」の主な仕様は以下の通りです。

  • パワコン出力:三相3線 49.9kW
  • 蓄電池容量:32kWh〜1,964kWh
  • DCリンクPVコンバータ、絶縁トランス、自立運転切替回路を標準搭載
  • 自家消費を最適化するEMS「SmartSC」を標準搭載
  • 停電時に無瞬断で移行するUPSグレードの自立運転機能
  • 計測表示ソフト「WEBみえる化システム」を標準搭載
  • 単独運転検出方式 STEP3.2対応
  • 上位通信からの任意の充放電制御に対応

低圧連系対応ラインナップ(パワコン出力/連系相数/蓄電池容量/PV接続容量):

  • 10kWモデル:単相3線・三相3線/12〜586kWh/最大60kW
  • 20kWモデル:単相3線・三相3線/12〜586kWh/最大60kW
  • 30kWモデル:単相3線・三相3線/16〜586kWh/最大120kW
  • 49.9kWモデル:三相3線/32〜1,964kWh/最大140kW

なお、YRWシリーズはJET系統連系認証は未取得のため、申請時に電力会社との個別協議が必要です。また、低圧受電では同一需要場所における電灯契約容量と低圧動力契約電力の合計が原則50kW未満となり、実際の契約・供給条件は一般送配電事業者との協議により決定されます。低圧受電の契約内容、既存設備、引込設備、配電設備等により設置条件が異なる場合があります。

会社概要

  • 商号:株式会社YAMABISHI
  • 代表者:代表取締役社長 蓮池一憲
  • 本社所在地:東京都大田区大森北 2-4-18
  • 設立年月:1958年3月

本記事は株式会社YAMABISHIの発表をもとに作成。

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