エアロネクストと昭栄薬品が資本業務提携 ドローンと化学商材を融合した新事業へ
ドローン技術開発を手がける株式会社エアロネクストと、化学品専門商社の昭栄薬品株式会社は2026年8月28日、資本・業務提携を締結したと発表した。提携に伴い昭栄薬品はエアロネクストへの出資を実施している。両社は長期的な戦略パートナーとして、ドローン技術と昭栄薬品の機能性商材を融合した新たなソリューション事業を共同で推進する。


提携の背景と狙い
エアロネクストは、独自の重心制御技術「4D GRAVITY®」を核とした技術ライセンス事業や共同開発事業のほか、子会社の株式会社NEXT DELIVERYを通じて新スマート物流「SkyHub®」事業やドローン運航事業を展開している。過疎地や地方における物流インフラなど「空のインフラ」の社会実装を進めている。
一方の昭栄薬品は、1937年創業の化学品専門商社で、天然油脂を原料とするオレオケミカルズを中心に界面活性剤をベースとした機能性商材や、日用品、土木建設資材などを提供している。
両社は従来の商材を販売するビジネスから、商材を最適なタイミング・場所・方法で届け、散布や施工まで含めて提供するソリューションビジネスへの進化と展開を目指す。
共同で検討を進める事業領域
本提携では、エアロネクストが持つ機体構造設計技術「4D GRAVITY®」や遠隔・自律運航技術、「SkyHub®」の運航プラットフォームと、昭栄薬品が培ってきた化学製品の知見および農業・防災・建設分野における顧客基盤を組み合わせる。
これにより、薬剤とドローンを組み合わせた新たな課題解決ソリューションについて、農業、鳥獣害対策、防災、インフラ点検などの幅広い分野を対象に検討を進めていく予定だ。
両社代表のコメント
エアロネクスト代表取締役社長グループCEOの田路圭輔氏は、昭栄薬品の専門知識と顧客基盤に自社のドローン技術と社会実装のノウハウを掛け合わせることで、物流にとどまらず農業や防災など幅広い分野で新たなソリューションを創出し、「空のインフラ」の社会実装を加速していくとしている。
昭栄薬品代表取締役社長の藤原佐一郎氏は、自社の化学品の知見とエアロネクストのドローンプラットフォームを融合することで新たな市場機会を創出し、商材販売にとどまらない高付加価値型ソリューションの推進を通じて企業価値向上と社会課題解決の両立に取り組むとしている。
提携企業の概要
株式会社エアロネクスト
- 所在地:東京都渋谷区
- 代表者:代表取締役CEO 田路 圭輔
- 主な事業内容:ドローン技術ライセンス事業、共同開発事業、新スマート物流「SkyHub®」事業など
昭栄薬品株式会社
- 所在地:大阪市中央区
- 代表者:代表取締役社長 藤原 佐一郎
- 主な事業内容:化学品事業、日用品事業、土木建設資材事業などの化学品専門商社事業
本記事は株式会社エアロネクストおよび昭栄薬品株式会社の発表をもとに作成。
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