文一総合出版、写真絵本 北国の小さなハンター エゾオコジョ を刊行
自然科学系の図鑑や専門書などを発行する株式会社文一総合出版は、写真絵本「命のつながり」シリーズ第11弾となる『北国の小さなハンター エゾオコジョ』を刊行しました。
動物写真家の佐藤 圭氏が北海道・大雪山に10年以上通い続け、四季を通じて記録したエゾオコジョの姿を収めています。子育てや狩りの様子、夏毛から白い冬毛へと変わる姿などを貴重な写真とともに紹介する一冊です。

10年以上の観察で捉えた野生動物の生態
エゾオコジョは体長わずか22cmで、ちくわのような愛らしい姿を持つ一方、鋭い牙と俊敏な動きを備えた肉食動物です。本書では、北海道・大雪山に通い続けた著者による長年の観察を通じて捉えられた、知られざる生態に迫っています。



単に見た目のかわいらしさを伝えるだけでなく、厳しい自然の中で生き抜く肉食動物としての生存の姿や命のつながりを描いています。季節への適応として夏毛から白い冬毛へと衣替えする様子も、著者の観察に基づくストーリーで構成されています。
学習教材としての活用と巻末Q&A
巻末には、物語で語りきれなかった体の特徴、生息地、鳴き声、食生活、天敵、同じイタチ科の仲間などを解説するQ&Aを収録しています。
実際の観察に基づく写真と記録は、生態系や食物連鎖、保護色などを学ぶ教材としても活用できます。また、大雪山という実在の自然環境を舞台としていることから、北海道の自然や地域環境を学ぶ探究学習などにも適した内容となっています。
著者・佐藤 圭氏の撮影への思い
著者の佐藤 圭氏は、北海道の自然風景と野生動物を20年にわたり撮影し続けています。特にエゾシマリスやエゾナキウサギの撮影に注力し、15年以上大雪山に登り生態を記録してきました。
佐藤氏は本書の撮影について、冬毛のエゾオコジョに出会うまでに10年かかったと振り返り、「なかなか目にすることができないゆえに、一年をどのようにして暮らしているのか、研究も記録も少ないのが現状です。そんなエゾオコジョを何年かかってでも本にしたいという目標を持って撮影を続けてきました」と記しています。

書籍およびシリーズの概要
写真絵本「命のつながり」シリーズは、日本の山や海、森や川で暮らす野生生物の姿を通して環境や生き物の関わりを学ぶ写真絵本で、既刊全11巻が刊行されています。本文はすべてふりがな付きとなっており、小学校低学年から読むことができます。
本書の概要は以下の通りです。
- 書名:命のつながり11『北国の小さなハンター エゾオコジョ』
- 写真・文:佐藤 圭
- 書店発売日:2026年10月9日(金)
- 定価:2,640円(本体2,400円+10%税)
- ISBN:978-4-8299-9029-2
- 判型:B5判・上製
- ページ数:48ページ
- 電子版:あり
- 発行所:文一総合出版(東京都千代田区、代表:斉藤 博)
本記事は株式会社文一総合出版の発表をもとに作成しました。

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