ドクターリセラ、欧州学会でアクアフォトミクスによる肌状態評価手法を発表
ドクターリセラは、ブルガリアのルセ大学(University of Ruse)で開催された欧州の学会「4th Aquaphotomics European Conference」において、「アクアフォトミクス」を用いた新たな肌状態の評価手法に関する研究成果を発表しました。同社は光を当てることで得られる水のスペクトルパターンに基づき、肌状態の違いを分類・可視化できることを確認したとしています。今後は解析技術を深化させ、次世代型の肌診断機やテーラーメイド化粧品の開発を目指す方針です。
欧州の学会で新たな肌評価手法を発表

ドクターリセラが研究成果を発表した「4th Aquaphotomics European Conference」は、2026年9月23日〜25日にブルガリアのルセ大学(University of Ruse)で開催されました。水と光の相互作用を探求する科学「アクアフォトミクス」の専門家や研究者が欧州を中心に集う学会で、第4回となる今回はアクアフォトミクスの提唱者である神戸大学大学院農学研究科アクアフォトミクス研究分野のツェンコヴァ・ルミアナ特命教授の故郷であるブルガリア北部の都市ルセで開催され、約30名の研究者が研究成果を発表しました。
従来の美容や皮膚科学における肌状態の評価では、水分量や皮脂量といった個別の指標を単独で測定するアプローチが一般的であり、個別の数値だけでは肌全体の機能を正確に捉えきれないという課題がありました。そこで同社は、肌の大部分を構成する水を共通の媒体として捉え、水の分子ネットワークからシステム全体を評価するアクアフォトミクスに着目しました。
水のスペクトル解析で包括的な肌状態を可視化

学会において同社は、「Aquaphotomics skin classification based on Hydration and TEWL assessment(水分量および皮膚表面の水分蒸散量の評価に基づくアクアフォトミクスを用いた肌分類)」と題した発表を行いました。
研究では、幅広い年代の女性を対象に異なる季節における肌のデータを取得し、角層水分量や経表皮水分蒸散量(TEWL)といった指標に基づいた肌質分類と、近赤外光を当てることで得られる水のスペクトルパターンの関係性を解析しました。その結果、肌状態の違いが一貫性と秩序を持った水の吸収スペクトルパターン(アクアグラム)として分類・可視化できることが確認され、従来は捉えきれなかった包括的な肌状態のバリエーションを、水を通して包括的に評価できる可能性が示唆されたとしています。
今後は、水分以外の多角的なパラメータも掛け合わせた解析技術を深化させ、光を当てるだけで瞬時に解析できる「次世代型の肌診断機」や「テーラーメイド化粧品」の開発を目指すとしています。

アクアフォトミクスは、神戸大学大学院農学研究科アクアフォトミクス研究分野のツェンコヴァ・ルミアナ特命教授によって提唱された科学分野です。「アクア(水)」「フォト(光)」「オミクス(学問)」を意味し、様々な周波数における水と光の相互作用によって水の構造や機能性を明らかにします。分析では、水の吸光スペクトルデータ分析により検出される様々な種類の水分子構造に密接に関係するスペクトルパターンに基づき、水の機能性を示した「アクアグラム®」を用いて表します。

ドクターリセラは25年以上前から海洋深層水に着目し、化粧品の基剤に使用してきました。2021年にツェンコヴァ・ルミアナ特命教授との共同研究を開始し、自社取水した海洋深層水を脱塩処理なしで配合する独自基剤「α Gri-X®(アルファグリックス)」を生み出しました。これは深さの異なる3種類(深度600m、1,400m、1,500m)の海洋深層水を用いた同社独自の製造手法によるもので、化粧品ブランド「AQUA VENUS(アクアヴィーナス)」などに使われています。
大阪市東淀川区に本社を置くドクターリセラ(代表取締役社長:奥迫哲也)は、無添加(※2)スキンケア化粧品などの開発・卸売、通販事業を展開しています。

- 取り扱い店舗数:全国3,546店舗(※1)のエステティックサロン
- 症例数:94,073件(※3)
- 受賞歴:「ADS」が美容経済新聞社調べの「コスメティック総選挙」において2012~2014年の全年(3年連続)第一位を獲得。BEST BEAUTY ITEM フェイシャル部門では「ADS」「Recella Diva」「AQUA VENUS」が3年連続受賞で殿堂入り
- 主要展開ブランド:サロン専売製品のほか、一般販売として「AQUA VENUS」、天然素材の日用品「りせらのしずく」、無添加(※4)メイクブランド「VI PLANTE(ヴィ プランツ)」など
(※1)2026年8月末時点 (※2)石油系合成界面活性剤・パラベン(防腐剤)を含む旧表示指定成分・合成香料・合成着色料・鉱物油の5つを不使用 (※3)2026年8月末時点 (※4)石油系合成界面活性剤・パラベン(防腐剤)を含む旧表示指定成分・合成香料・合成着色料・鉱物油の5つを不使用
本記事はドクターリセラの発表をもとに作成されています。
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