新公益連盟が新ビジョンを発表、公式Webサイトをリニューアル
特定非営利活動法人 新公益連盟(以下、新公連)は、2026年10月24日(土)、新ビジョン「誰もが社会の担い手となり つながりと希望がめぐる未来へ」を発表し、公式Webサイトのリニューアルを実施しました。
今回の発表は、NPOの新しいあり方を再定義するリブランディングプロジェクト「デザインNプロジェクト」の一環です。新公連は、一人ひとりが自らの意志で社会に関わることを意味する「シビック・リーダーシップ」が息づく社会の実現に向け、NPOとしてのあり方を示す3つの柱を策定しました。
新ビジョン策定の背景と「デザインNプロジェクト」
社会起業家の挑戦やビジネス手法の活用により課題解決が進む一方、経済合理性の届かない課題が取り残されやすくなり、課題解決が社会を「提供する側」と「受け取る側」に分断してしまった側面もあります。また、NPOの専門性が高まるほど、個人の社会への関わりしろが減ってしまうという危機感がありました。
こうした問題意識から、新公連はNPOのNEXT NARRATIVE(これからの物語)を考えるプロジェクト「デザインN」に取り組みました。約2年間、加盟団体をはじめとする各地のNPOとの対話を重ね、外部パートナーであるKumanomics代表・橋本直樹氏、編集者 / ナラティブデザイナー・九法崇雄氏、戦略デザイナー・佐宗邦威氏らの伴走を経て、新ビジョンおよびタグライン+ステートメント「より良い社会を、一人ひとりの手で 〜Cultivating Civic Leadership〜」を策定しました。

今後の活動指針と具体的な取り組みをまとめる「マニフェスト」の策定も進められており、加盟団体との対話を継続しながら、2027年2月を目処に対外発表が行われる予定です。
新公連が掲げる「これからのNPOのあり方」3つの柱
シビック・リーダーシップが息づく社会を実現するため、新公連はこれからのNPOにとって大切なあり方として以下の3点を提唱しています。

- 声なき声を聴き、社会を動かす
- 国家・企業・地域コミュニティをつなぎなおす
- 社会への関わりしろを広げる
収益につながりにくく公的支援が届きにくい領域の課題に向き合って社会実装を進めることや、国家・企業・地域コミュニティのバランスを保つコーディネーターとしての役割を果たすこと、そして誰もが安心して社会に関われる機会を開いていく姿勢を重視しています。

共同代表理事が語る展望
本発表にあたり、3名の共同代表理事がメッセージを寄せています。

NPO法人クロスフィールズの小沼大地氏は、「目先の効率や利益に流れる力に対抗できるエネルギーを、NPOとして生み出したい」と述べ、社会の担い手という自覚を持つ人が増えることで相互扶助的な価値観が広がると語りました。
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの三島理恵氏は、政府、市場、非営利の3つが偏りなく機能することの重要性を挙げ、立場を越えて協力しながら社会をつくり続ける姿勢を示しています。
認定NPO法人Learning for Allの李炯植氏は、活動の目的は人が幸せに生きることであるとし、NPOに関わることが楽しく誇らしく続けられる先に、人が人らしく幸せに生きられる社会を描くと述べています。
新ビジョンに込めた3人の思いを綴ったnote記事(全3部)も公開されています。

特定非営利活動法人 新公益連盟の概要
新公益連盟は全国のNPOや社会的企業などが加盟するソーシャルセクターの業界団体で、2026年10月時点で200を超える団体・個人が加盟しています。
- 団体名:特定非営利活動法人 新公益連盟
- 所在地:東京都港区浜松町2-2-15 ダイヤビル2F
- 共同代表理事:小沼大地、三島理恵、李炯植
- 設立:2017年10月24日
- ウェブサイト:https://www.shinkoren.or.jp/
本記事は特定非営利活動法人 新公益連盟の発表をもとに作成されています。
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