実家の名義変更をしない理由、1位は手続きが煩雑 AlbaLinkが125人調査
株式会社AlbaLinkは、実家を相続した後に一定期間名義変更をしなかった、または現在もしていない125人を対象に「相続した実家の名義変更をしていない理由に関する意識調査」を実施し、結果を公表した。名義変更をしていない理由の最多は「手続きが煩雑」で、後回しにして大変だったことでは「書類を集める」が上位となった。同社が運営するウェブメディア「訳あり物件買取プロ」にて詳細が公開されている。
名義変更までの期間は「1年以内」が48.8%
相続した実家の名義変更をするまでの期間を尋ねたところ、「半年(22.4%)」と「~1年(26.4%)」を合わせた「1年以内」が48.8%となり、半数近くを占めた。

一方で、5年や10年など手続きまでに長い期間を要した人や、現在も手続きを行っていない人も見られた。現在のルールでは相続を知った日から3年以内に手続きを行うこととされているが、実際の対応状況には差が生じている。なお、長期間放置した回答者からは、当時は相続登記が義務化されていなかった旨の声も寄せられており、義務付けられていなかった時期に相続した背景もうかがえる。
名義変更をしていない理由は「手続きが煩雑」が最多
相続した実家の名義変更をしていない理由の1位は「手続きが煩雑(36.0%)」となった。次いで2位は「費用がかかる(20.8%)」、3位「急ぐ必要性を感じなかった」、4位「時間がない」、5位「他の作業を優先した」と続いた。
不動産の名義変更には関係者の戸籍謄本や遺産分割協議書、相続人全員の印鑑証明書などの書類が必要となる場合があり、書類集めや手続きの難しさが放置につながる要因として挙げられている。また、登録免許税や書類取得費用、司法書士への報酬といった金銭的負担に躊躇したという意見や、売却予定がなく期限の存在を知らなかったために優先度を下げていたという声も寄せられた。
後回しにして大変だったことは「書類を集める」が36.0%

実家の名義変更を後回しにして大変だったことについては、「書類を集める(36.0%)」が最も多い結果となった。続く2位は「親族と話し合う(20.0%)」、3位は「わからないことが多い」と「書類を作成する」が同率で並び、5位は「費用がかかる」だった。
被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本など収集すべき公的書類の多さや、時間の経過によって必要書類の保管場所が不明になる点、書類の有効期限切れによる再取得の手間などが挙げられた。また、時間が経つことで相続人が高齢化したり関係者が増えたりして連絡や遺産分割の話し合いが難航したケースや、専門用語の理解に苦労したという回答もあった。
相続登記の義務化は78.4%が認知
相続登記の義務化を知っていたかについての質問では、「内容まで知っていた(20.8%)」と「義務化されたことは知っていた(57.6%)」を合算した認知率は78.4%に達した。制度が導入された事実自体は広く知られているものの、具体的な申請期限や手続きを怠った場合の過料といった詳細な規定まで把握している人は約2割にとどまっている。

【調査概要】
- 調査対象:実家を相続した後、一定期間名義変更をしなかったもしくは現在もしていない人
- 調査期間:2026年10月1日~13日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:125人(男性66人/女性59人)
- 回答者の年代:20代 13.6%/30代 25.6%/40代 20.0%/50代 27.2%/60代以上 13.6%
本記事は株式会社AlbaLink(事故物件・空き家の売却は訳あり物件買取プロ:https://wakearipro.com/ )の発表をもとに作成されています。詳細データは同社公開ページ(https://wakearipro.com/change-of-name-parents-home/ )で確認できます。
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