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丸文とフレンドリーテック、AIロボット遠隔操作アプリのケビーリモコンを提供開始

丸文株式会社は株式会社フレンドリーテックと協業し、AIコミュニケーションロボット「Kebbi」をスマートフォンから遠隔操作できる専用アプリケーション「ケビーリモコン」を共同開発し、提供を開始した。

現場特有の業務負荷を軽減し、実用性を高める目的で開発された。離れた場所からでもスマートフォンを通じてロボットに各種プログラムを実行させることが可能になる。

開発の背景と介護現場の課題

介護施設や高齢者福祉の現場では、コミュニケーションロボットを用いたレクリエーションや見守りの活用が進んでいる。一方で、多くの介護ロボットは本体を直接操作する必要があり、レクリエーション開催時にスタッフがロボットに付き添わなければならず、他の業務が止まってしまう課題が存在していた。

こうした課題を解消するため、ロボティクス・AIソリューション開発に強みを持つフレンドリーテック社と共同で、手元のスマートフォンから直感的に動作指示を出せるアプリの開発に至った。

ケビーリモコンはiOSおよびAndroid端末に対応したスマートフォンアプリである。スマートフォンに専用アプリをダウンロードし、Kebbiとの接続設定を完了することで、ナースステーションや事務所など離れた場所から手元の操作でKebbiに多彩なプログラムを実行させることができる。なお、利用にはインターネット環境への接続が必要となる。

アプリ経由で提供される機能と効果は以下の通りである。

  • ダンスショー(ランダムダンス):スマートフォンからのワンタップ操作でKebbiが多彩なダンスを披露し、離れた場所から場の雰囲気を盛り上げる
  • ランダムクイズ:難易度や時間に応じた自動クイズプログラム。スタッフが進行することなく、入居者同士で楽しめる頭の体操や交流プログラムを提供する
  • 個別対話・コミュニケーション:遠隔操作で自然な会話プログラムを起動し、声かけや会話を中心とした時間を提供する
  • ヒーリングミュージック:休憩時間や就寝前にあわせ、安らぎの空間づくりを遠隔で自動コントロールする
  • エクササイズゲーム:体操などの運動を促す健康維持プログラムを遠隔操作で開始し、健康維持活動をサポートする

関係者のコメント

株式会社フレンドリーテックの代表取締役である角田秀人氏は、同アプリが離れた場所から操作したいという現場の声から生まれたと説明し、ワンタップでレクリエーションや会話を始められる手軽さは介護現場だけでなく幅広い業種・業界でも活用できる汎用性を備えているとしている。

また、丸文株式会社ディオネカンパニー長の樋口智昭氏は、操作のためにスタッフの手が塞がってしまうという課題に対し、アプリの導入によって離れた事務所や作業スペースにいながら入居者を楽しませることが可能になると述べている。

今後の取り組みと対象製品の概要

丸文は今後も介護・福祉市場におけるKebbiの導入支援を強化し、現場のニーズに合わせた最適化を推進する方針である。開発パートナーとの連携のもとで機能改善や新規アプリケーション開発を進め、介護DXソリューションを提供していくとしている。

同社は2024年3月に台湾のNUWA Robotics Corp.と資本提携を行い、NUWA ロボティクスJAPAN 株式会社と販売代理店契約を締結してKebbiと関連ツールの取り扱いを開始した。Kebbiは生成AIを活用したコミュニケーションロボットで、会話、レクリエーション、施設の受付・案内、見守りやビデオ通話などに対応する。

会社概要

東京都中央区⽇本橋⼤伝⾺町 8-1に本社を置く丸文株式会社(代表取締役社⻑ 兼 最⾼経営責任者(CEO):堀越裕史、設立:1947 年)は、半導体や電子部品、電子応用機器を取り扱うエレクトロニクス商社である。「デバイス事業」「システム事業」「アントレプレナ事業」の3事業を展開している。

本記事は丸文株式会社の発表をもとに作成。

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