TEPCOフィンテックの太陽光等リース債権証券化で3,878百万円を調達
フィンテック グローバル株式会社は、東京電力ホールディングス株式会社の100%子会社であるTEPCOフィンテック株式会社が保有するリース料債権を裏付資産とするABL(資産担保融資)「TEPCOフィンテック太陽光・蓄電池リース債権証券化2026-01」を組成し、アレンジを行った。本件は2026年9月28日に機関投資家からの資金調達を完了した。調達総額は3,878百万円となっている。
証券化の組成と調達概要
フィンテック グローバル株式会社は、TEPCOフィンテック株式会社との間で業務委託契約を締結し、アレンジャーを務めた。本件は2026年9月28日に、株式会社日本格付研究所(JCR)から優先ABLはAAA、メザニンABLはAの格付をそれぞれ取得し、証券化による機関投資家からの資金調達を完了した。調達総額は3,878百万円で、内訳は優先ABLが3,000百万円、メザニンABLが878百万円である。
本件の概要は以下の通り。
- 名称:TEPCOフィンテック太陽光・蓄電池リース債権証券化2026-01
- 調達総額:3,878百万円(優先ABL:3,000百万円 メザニンABL:878百万円)
- ABL実行日:2026年9月28日
- 最終返済日:2041年9月30日
- 格付:優先ABL:AAA メザニンABL:A (JCR)
- オリジネーター:TEPCOフィンテック株式会社
- アレンジャー:フィンテック グローバル株式会社
- 裏付資産の概要:オリジネーターが保有するリース料債権
- 裏付資産プールの属性:債権残高:5,161百万円、債権数 :3,593件
※JCRの格付の詳細は以下のウェブサイトで確認できる。 URL:https://www.jcr.co.jp/download/def2b6622a9dc97ae39c3eae5bb742cb620d29f58043d0c9ac/891773/26s0104.pdf
なお、本件がフィンテック グローバル株式会社の業績に与える影響は軽微であるとしている。
証券化の背景と裏付資産の特徴
TEPCOフィンテック株式会社は、全国の戸建て住宅のオーナーに対し、家庭用太陽光発電設備や蓄電池等を初期費用ゼロでリースする家庭向け省エネ機器リースを主力サービスとして展開している。東京電力グループ内外の販売チャネルを活かしたサービス提供の拡大などにより、今後も保有リース料債権の一層の積み上がりを見込んでいる。こうした中、資金効率の向上と資金調達手段の多様化を図るため、リース料債権の流動化について相談が寄せられ、組成に至った。
本件の裏付資産であるリース料債権は、家庭用太陽光発電設備、蓄電池等に係る3,593件で構成され、日本全国に分散しており、特定の債務者への集中が少ない特徴を有している。また、リース料は契約に基づき毎月支払われるため、安定したキャッシュフローが見込まれるほか、過去の回収実績も良好に推移している。フィンテック グローバル株式会社は、多様な資金調達手段の提案を通じてTEPCOフィンテック株式会社の事業拡大を引き続き支援し、再生可能エネルギーの普及を後押ししていくとしている。
TEPCOフィンテック株式会社の概要
オリジネーターであるTEPCOフィンテック株式会社の概要は以下の通り。
- 会社名:TEPCOフィンテック株式会社
- 設立年月:2019年10月
- 代表者の役職・氏名:代表取締役社長 藤居 善之
- 所在地:東京都千代田区内幸町一丁目1番3号
- 事業内容:金融・決済領域の事業開発・展開、割賦事業、リース事業、信用保証事業
- URL:https://tepco-ft.co.jp/
本記事はフィンテック グローバル株式会社の発表をもとに作成。
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