横須賀「PARKOUR TOP OF JAPAN YOKOSUKA 2024」、パルクール3種目同時開催

東京都体操協会パルクール委員会は、横須賀市と連携し2024年10月26日に神奈川県横須賀市の三笠公園にて、日本最高峰のパルクール大会「PARKOUR TOP OF JAPAN YOKOSUKA 2024」を開催する。本大会では、パルクール日本選手権の結果などを考慮し、全国屈指のパルクールアスリートを招待。世界でも初の試みとして、スピードラン、フリースタイル、チェイスタグの3種目を同時開催する。

パルクールは、フランスの軍事訓練が起源で、「走る・跳ぶ・登る」といった移動所作から自身の身体能力を高めるトレーニングカルチャーだ。障害物があるコースを身体能力だけで滑らかに素早く通り抜けるアクロバットスポーツの技を取り入れたり、壁や地形を生かしたダイナミックなパフォーマンスが特徴。選手は”トレーサー”と呼ばれ、危険に挑むのではなく、パルクールを通して自身の身体能力を知り、その中で身体的にも精神的にも限界を超えていくことを本質としている。

2024年のパリ五輪開会式でのお披露目が予定されているほか、2028年のロサンゼルス五輪での正式種目化が有力視されるなど、クリエイティビティの強さから「次世代のスポーツ」として注目を集めている。

また、パルクールの本質を多くの人に知ってもらうことを目的として、パルクールで予防医学を学ぶYouTube番組「パルよぼっ!」が配信スタートした。番組では、横須賀の観光名所などを舞台に、東京都体操協会パルクール委員会、脳神経科学 アスレティックトレーナー、パルクールアスリート、横須賀市役所の職員が、パルクール予防医学の観点から正しい歩き方、転倒予防、運動方法を学んでいく。パルクールは全世代が楽しめるアーバンスポーツとして、心身ともに健康になることを目指している。