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音威子府村と中川町に奥道北熱中小学校が2027年春開校へ 校長に杉村太蔵氏

北海道音威子府村と隣接する中川町が構成する「奥道北エリア」で、2027年春に大人のための学び舎「奥道北熱中小学校」が開校します。初代校長には、北海道旭川市出身で元衆議院議員の杉村太蔵氏が就任します。人口1,000人未満の村での熱中小学校の開校は音威子府村が初となります。

小規模自治体をオンラインでつなぐプラットフォーム構想

奥道北熱中小学校では、単独での運営にとどまらず、全国の小規模自治体へと学びの輪を広げる次世代の地域の学び舎プラットフォーム「全国村立熱中小学校」(仮称)の取り組みを開始します。

これまでの熱中小学校と同様に、多彩な分野の第一線で活躍する講師による授業をリアルタイムで受けられるほか、全国の村々の熱中小学校をオンラインで結ぶ合同授業を実施する計画です。各地域が持ち回りで授業の企画や運営を担い、取り組みを共有し合います。この取り組みには、すでに山梨県小菅村、丹波山村、和歌山県北山村の3つの村が参加検討の意向を表明しています。

杉村太蔵氏が初代校長に就任

奥道北熱中小学校の初代校長を務める杉村太蔵氏は、北海道旭川市出身の元衆議院議員で、現在はテレビやラジオで活動するほか、株式会社ここはれて代表取締役社長として旭川駅前の「旭川はれて屋台村」を手がけるなど、地域活性化に取り組んできました。

音威子府村においては、起業応援プロジェクトの一環としてゲストハウス「イケレ音威子府」の開設を支援した実績があり、過疎化や経済停滞の課題に向き合ってきた経験を持っています。

天塩中川駅の駅舎をレストランにする特別ツアーも開催

奥道北熱中小学校の開校に先駆け、食を通じた地域と都市の交流に向けた取り組みも行われます。都市部の社会人が地方の食文化を学ぶ「食の熱中小学校」では、奥道北を訪ねる特別ツアー「北海道上川(かみかわ)地方の食による関係人口づくり 「下國シェフと行く奥道北の恵みの食の旅」 ~宗谷本線天塩中川駅がレストランになる~」を開催します。日程は2026年11月14日(土)〜15日(日)および2027年5月が予定されています。

このツアーでは、旭川市出身で「CHEF-1グランプリ2021」初代王者の下國伸シェフを迎え、JR宗谷本線・天塩中川駅の駅舎を一夜限りのレストランとして地域の食材を生かしたスペシャルディナーを提供します。ディナー開催中には、停車するローカル列車に向かって参加者が手を振って見送るイベントなども予定されています。

内田洋行が地方創生活動として支援

2015年に山形県高畠町の廃校活用から始まった熱中小学校は、海外を含め累計20校を超えるネットワークへと発展しています。

株式会社内田洋行はこのプロジェクトを地方創生活動として企業版ふるさと納税制度を活用して支援します。同社はこれまでにも北海道の「とかち熱中小学校」、「熱中小学校白老分校」、東京の「食の熱中小学校」が石狩総合振興局と実施した食のツアーを支援しており、今回の奥道北熱中小学校および上川総合振興局と実施する食のツアーも支援する方針です。

本記事は奥道北協議会、音威子府村総務課地域振興室、一般社団法人熱中学園の発表をもとに作成しました。

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