篠原欣子記念財団、総額約7500万円支援のケアテックコンテスト応募受付を開始
一般財団法人 篠原欣子記念財団は2026年8月31日、ケア領域の課題解決に取り組むアイディアや研究・開発を募集する「ケアテック・イノベーション・コンテスト 2026」の応募受付を開始しました。応募はコンテスト公式Webサイトを通じて11月24日午前9時まで受け付けます。採択予定件数は全3部門を合わせて34件で、助成金・学習奨励金の支援枠は上限額ベースで総額約7,500万円です。
開発段階に応じた3部門で計34件を採択
本コンテストは完成度だけで一律に評価するのではなく、応募者の取り組み段階に応じて「プロトタイプ部門」「シン・アイディア部門」「U-18部門」の3部門を設けています。全部門共通で「課題との接続」「障壁への対応」「対象者への適合」「実行の道筋」「成果の社会還元」の5つの観点から審査が行われます。開発・創出された知的財産権は原則として応募者に帰属し、財団側は権利を取得しません。

各部門の対象と支援内容は次の通りです。

- プロトタイプ部門(対象:2008年4月1日以前生まれ):応募者自身が研究・開発・制作した実機や試作品、サービス等を対象に社会実装に向けた課題などを審査。上限1,000万円(2件)、上限500万円(6件)、上限150万円(10件)を支援。
- シン・アイディア部門(対象:2008年4月1日以前生まれ):聞き取りや観察等を通じて仮説を検証してきた構想を対象に、実装に向けた検証計画を重視して審査。上限100万円(10件)を支援。
- U-18部門(個人応募のみ、実機・試作品保有者は対象外):日常で見つけたケアの困りごとと解決アイディアを審査。小学生部門(2014年4月2日~2020年4月1日生)は図書カード1万円分(3件)、中高生部門(2008年4月2日~2014年4月1日生)は図書カード5万円分(3件)を進呈。
プロトタイプ部門およびシン・アイディア部門の採択者に対しては、2027年3月中旬から1年以上にわたり、フォローアップや中間発表会を通じた伴走支援が実施されます。
U-18部門の思考整理を支える「ひらめきボード」
U-18部門では、実機制作やプログラミングの専門知識を求めず、日常の気づきと考えるプロセスそのものを重視しています。チームや指導体制による差が生じないよう個人応募に限定されています。
応募者の企画立案を後押しするため、5つのステップで構成されたワークシート「ひらめきボード」が無償提供されています。「困りごとを見つけよう」「なぜ解決したいのかはっきりさせよう」などの各項目を埋めることで考えを言語化できる仕組みで、応募フォームの設問とも連動しています。本シートはコンテスト公式Webサイトから誰でもダウンロードでき、教育や支援の現場でも利用可能です。
9月よりオンライン説明会を実施
募集期間中には、応募検討者に向けた無料のオンライン説明会(事前申込制)が開催されます。募集要項の解説や審査のポイント説明、質疑応答が行われ、参加者には審査員による議論の動画コンテンツが提供されます。
- 第1回:2026年9月9日(水)17:00~17:30
- 第2回:2026年9月19日(土)9:00~9:30
- 第3回:2026年9月24日(木)17:00~17:30
※第4回以降の日程は公式Webサイトにて随時発表
募集および選考の概要
- 名称:ケアテック・イノベーション・コンテスト 2026
- 主催:一般財団法人 篠原欣子記念財団
- 応募期間:2026年8月31日(月)~2026年11月24日(火)午前9時
- 応募方法:公式Webサイト(https://ysmf-caretech.jp/)から受付
- 一次審査結果通知:2026年12月4日(金)
- 二次・最終審査結果通知:2027年1月15日(金)
- 最終審査会・表彰式:2027年2月6日(土)WITH HARAJUKU HALL(東京都渋谷区神宮前)
本記事は一般財団法人 篠原欣子記念財団の発表をもとに作成しました。
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