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【法人導入事例】富士山七合目に太陽光で充電できる環境を。LooopがEcoFlowを選んだ理由

富士山七合目の日の出館に太陽光を活用した登山者向け無料充電ステーションが開設

CATEGORY: ビジネス

標高約2,720mに位置する富士山の吉田口七合目にある山小屋「日の出館」に、2026年8月19日、太陽光を活用した登山者向けの無料充電ステーションが設置されました。

再生可能エネルギー事業などを展開する株式会社Looopが、EcoFlow Technology Japanのポータブル電源「DELTA 3 Max」とソーラーパネルを導入したものです。登山者の安全確保と山小屋の電力確保という課題に対応し、26年9月15日時点で100人以上が利用しました。

登山者の安全確保と山小屋の電力課題に対応

登山において、登山地図アプリの確認や緊急連絡などスマートフォンの重要性が高まる一方、電池切れに直面する登山者は少なくありません。株式会社ヤマップの調査によると、登山中のスマートフォンの電池切れは63%の登山者が経験しているとされています。

一方で、山小屋では限られた電力で運営を行っており、登山者へ充電設備を開放することが難しい状況がありました。日の出館でも発電機で電力を賄っていましたが、余裕がないため登山者からの充電の依頼を断らざるを得ないことがありました。こうした背景から、太陽光発電により再生可能エネルギーの普及と登山者の安全確保を両立する取り組みとして充電設備の設置が進められました。

過酷な環境に対応する可搬型の蓄電・発電設備を採用

山小屋は建物構造や過酷な環境から、屋根に固定式の太陽光パネルを取り付ける大規模な施工には多くの制約が伴います。そのため、建物への負担を抑え、荒天時や閉山期間中に取り外して収納できるよう、持ち運び可能なソーラーパネルとポータブル電源を組み合わせる方式が採用されました。

選定にあたっては高地での動作保証や重量のバランスが考慮され、EcoFlowのポータブル電源「DELTA 3 Max」と「220W軽量両面ソーラーパネル」が選ばれました。

導入された機材の仕様は以下の通りです。

  • EcoFlow DELTA 3 Max:容量2,048Wh、重量約20.1kg、設置台数1台
  • 220W軽量両面ソーラーパネル:定格出力220W/枚、重量約5.1kg/枚、設置枚数2枚

社員6人が機材を担いで登頂し約6時間で設置作業を完了

2026年8月19日、株式会社Looopの登山部や施工担当を含む社員6人が、総重量31kgを超える機材や資材を分担して担ぎ、午前5時30分に登山を開始しました。現地調査が事前に行えなかったため、事前にライブ映像で確認した情報をもとに施工が進められました。

午前9時ごろに日の出館へ到着した後、パネルの設置や配線作業を行い、午後3時ごろに約6時間に及ぶ設置作業を終えました。設置当日の夜には最初の利用者が現れ、余剰電力は山小屋でも活用できる体制が整えられています。

山小屋の電力インフラにおける新たな可能性

今回の取り組みは、建物への負担を抑えつつ導入できるポータブル電源とソーラーパネルの活用により、山小屋の電力確保における新たな選択肢を示すものとなりました。現時点では発電機の燃料使用量やCO₂排出量の削減効果は検証されていないものの、将来的には現地発電によって燃料輸送への依存を減らす可能性も期待されています。

株式会社Looopは、東京都台東区上野3丁目24番6号 上野フロンティアタワーに本社を置き、代表取締役社長 CEOを中村創一郎が務める企業です。資本金は6,680百万円(2026年1月時点)で、再生可能エネルギー事業や電力小売事業、スマートホーム事業を手がけています。

本記事はEcoFlow Technology Japanおよび株式会社Looopの発表をもとに作成しました。

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