アルファドライブ、地域課題をAIで形にする地域AX Field Camp開始へ
東京都千代田区に本社を置き麻生要一が代表取締役を務める株式会社アルファドライブは、地域共創事業「AlphaDrive REGION」において、地域の現場で課題を探し生成AIを使って事業の種を形にする人材育成プログラム「地域AX Field Camp」の提供を開始する。高校生から社会人までを対象とし、非エンジニアでも約1か月間でWebページやアプリの制作から発表までを行う。愛知県豊田市で実施された「TAKEOFF Camp 2026」をベースに、自治体や大学、地域企業のいずれとも実施できる形にして展開する。
現場で課題を探しAIで形にする育成プログラム
地域AX Field Campは、事業づくりの基本とAIでの制作方法を学び、地域の現場で課題を見つけた上で、チームでAIを使ってWebページやアプリを制作・改善して発表する約1か月・4日間集中型のプログラムである。AIに詳しくない人でも参加可能で、初日のうちに最初のWebページをつくり、期間中は生成AIのチームアカウントが受講者全員に配付される。

AlphaDrive REGIONでは地域企業の稼ぐ力をAIで高める「地域AX」を推進しており、本プログラムはそのうち「AXアーキテクトの育成支援」を担う位置づけとなっている。運営側からお題を出すのではなく参加者自身が地域の企業や施設を訪ねて課題を探す点や、制作物を対象者に見せて確かめる事業開発の考え方をAIと組み合わせて実践する点が特徴となっている。

愛知県豊田市での「TAKEOFF Camp 2026」先行事例
先行事例として2026年に愛知県豊田市で実施された「TAKEOFF Camp 2026」(主催:豊田市、企画・運営:AlphaDrive、プログラム設計・運営責任者:石川真之)では、高校生から社会人まで23名が参加した。参加費は無料で、個人単位で参加した後にプログラム内でチームを組む形式をとった。
日程は8月8日・22日・23日、9月5日の全4回と自主活動期間で構成され、ものづくり創造拠点SENTANのほか、トヨタ産業技術記念館、トヨタケ工業、桜町コラボなどを巡って事業者の思いに触れるフィールドワークが行われた。参加チームからは、ベテラン職人の技術継承の仕組みや、献立を提案するアプリ、高専生が失敗や作品を共有する場といったアイデアが発表された。このうち2チームは、豊田市のアクセラレータープログラム「TAKEOFF」へ進み、本格的な事業づくりや起業に向けて動き出している。
プログラムの提供概要は以下の通りである。
- 名称:地域AX Field Camp
- 内容:地域の現場に出て課題を探し、AIで事業の種を形にする人材育成プログラム
- 対象:高校生から社会人まで
- 定員:30名まで(3〜4名のチームで8チームまで)
- 期間:4日間+自主活動で、約1か月
- 参加特典:期間中、生成AIのチームアカウントを全員に配付
- 実施パターン:自治体、大学、地域企業のいずれとも実施可能
- 費用:内容と規模に応じて、ご相談のうえでお見積り
- 詳細・ご相談:https://chiiki-ax.jp/services/field-camp/
地域支援の実績と今後の展開

AlphaDriveはこれまで260社の新規事業創出を支援し、23,800件超の事業アイデアに伴走してきた。地域共創領域では30道府県で活動し、2026年には磐田市でのAX実証、高知県・室戸市との3者連携協定、刈谷市「ELEVATE」、豊田市「TAKEOFF Camp 2026」など各地でAX人材の育成と実装を進めている。
株式会社アルファドライブ 地域共創事業部 マネージングディレクター / CAXO室AlphaDrive東海 地域共創統括責任者 兼 豊田支店長の石川真之は、「地域AX Field Campを通じて、そうした人を各地の現場で増やしていきます」とコメントしている。

本記事は株式会社アルファドライブの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



