2024年7月、CEDARが上演する舞台「ヒストリーボーイズ」の全キャストが発表された。本作はイギリスの劇作家アラン・ベネットによる戯曲で、オックスフォード大学やケンブリッジ大学を目指す個性豊かな男子高校生たちの葛藤と成長、教師との対立などをユーモアたっぷりに描きながら、現代日本にも通じる真の教育と豊かな人間性について問いかける作品だ。

主要キャストとして、アーウィン役に新木宏典、デイキン役に片岡千之助、校長役に長谷川初範、リントット役に増子倭文江、ヘクター役に石川禅の出演が既に発表されていたが、今回新たに7名の追加キャストが明らかになった。

ユダヤ人でゲイであることに悩むポズナー役には小西成弥、敬虔なクリスチャンで作家志望のスクリップス役には定本楓馬、スポーツは得意だが勉強では追いつけないラッジ役には國島直希、ユーモアがありヘクターの授業を楽しむティムズ役には白又敦、イスラム教徒で建築に興味があるアクタール役には納谷健、独自の視点で鋭い意見を述べるロックウッド役には前嶋曜、趣味で演劇に興味があるクラウザー役には小田龍哉が決定した。

公演は2024年7月20日から28日まで、あうるすぽっと【豊島区立舞台芸術交流センター】にて全13ステージが予定されている。チケットは6月22日10時から一般発売開始。全席指定9,500円（税込）。

あわせてメインビジュアルも解禁。教育の場での理想と社会での現実のギャップに戸惑いながらも成長していく若者たちの姿が印象的だ。様々なジャンルで活躍する俳優陣が集結し、繊細に人間ドラマを紡ぎ出す本作の上演に期待が高まる。