飛鳥新社の書籍法医学教授が教えている 死体の授業が11刷4万部を突破
株式会社飛鳥新社が2026年5月26日に発売した書籍『法医学教授が教えている 死体の授業』(著:飯野守男)が、11刷となり累計発行部数4万部を突破した。本書は鳥取大学医学部で法医学を教える法医解剖医の飯野守男氏が、日々向き合う死体から見えてきた人体と死のリアルを一般読者向けに解説した1冊である。本格的な冬を迎える時期を前に、同社は本書で取り上げられている入浴中の死亡リスクに関する内容を紹介している。
浴槽での死亡事故と法医解剖から見えるリスク
消費者庁が公表した厚生労働省の人口動態統計によると、2024年に浴槽内での溺死・溺水によって亡くなった人は7,776人に上り、このうち65歳以上は7,363人を占めている。政府広報オンラインも、11月から4月にかけて入浴中の事故が多く発生するとして注意を呼びかけている。
本書では、実際の法医解剖事例をもとに、一般には知られていない解剖しなければわからない死因のケーススタディのひとつとして「風呂での熱中症死」を紹介している。
入浴事故の背景にある熱中症の危険性

浴室で亡くなる原因の多くは熱中症であり、追い焚き機能のリスクへの注意や、ヒートショック対策とは異なる熱中症対策が必要とされている。
本書および著者の飯野守男氏を通じて、入浴中の事故で何が起きているのかを専門家の視点から解説するとともに、脱衣所と浴室の温度差、湯温、入浴時間など家庭で確認できるポイントを挙げ、高齢の家族がいる家庭に向けて冬本番の前に入浴事故予防の対策を考えるきっかけを提供するとしている。
著者・飯野守男氏の経歴
著者の飯野守男氏は、鳥取大学医学部法医学分野教授および副学部長を務めている。1971年鳥取県米子市生まれで、鳥取大学医学部を卒業後、大阪大学大学院で博士号を取得した。
京都大学助教、大阪大学講師、ビクトリア法医学研究所(オーストラリア)客員研究員、慶應義塾大学准教授を経て、2015年に現職に就任した。鳥取県唯一の法医解剖医として県内の死体検案・解剖を担う傍ら、死後CT診断の第一人者としてオートプシー・イメージング学会副理事長も務める。著書に『死因不明社会2 なぜAiが必要なのか』(講談社刊、海堂尊らと共著)などがあり、単著としては本書が初となる。
書誌情報および出版社概要
書籍の仕様および発行元の情報は以下の通り。
- 書名:『法医学教授が教えている 死体の授業』
- 著者:飯野守男
- 仕様:四六判 240ページ
- 価格:本体価格1,700円+税(定価1,870円)
- 発売日:2026年5月26日
- 発行元:株式会社 飛鳥新社(代表取締役社長:土井尚久、所在地:東京都千代田区一ツ橋2-4-3 光文恒産ビル2F)
- 公式サイト:https://asukashinsha.co.jp
本記事は株式会社飛鳥新社の発表をもとに作成されています。
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