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三和ニードル・ベアリングが基幹システム刷新にSAP Cloud ERPを採用

精密金属部品を製造する三和ニードル・ベアリング株式会社は、中期経営計画に掲げる事業基盤の刷新に向けてSAP Cloud ERPの採用を決定しました。導入パートナーには株式会社システムインテグレータが選定されています。同社は30年以上にわたり稼働してきた基幹システムを刷新し、標準機能へ適合させる「Fit to Standard」のアプローチによって業務を再設計する方針です。

基幹システム刷新の背景と課題

1946年創業の三和ニードル・ベアリングは、マイクロシャフトやコロなどの精密金属部品を手がけ、自動車や産業機械、医療機器向けに加え、EV関連部品やヘルスケア、ロボティクス分野へも事業を広げています。中国・福州の製造子会社を含む供給体制を敷く中、今回の刷新は事業拡大を見据えた計画的な取り組みと位置づけられています。

従来の基幹システムはオフィスコンピュータ上のスクラッチ開発で構築され長年使われてきましたが、生産計画や原価計算といった領域は個別対応となっていました。その結果、見積時点の原価は出せるものの実際原価の把握が難しく、月次データの集計にも時間を要していたため、迅速な経営判断を可能にする基盤づくりが課題となっていました。

製品とパートナーの選定理由

同社はコンサルティングファームと連携し、国内外5社のERP製品を比較検討しました。その中から、生産管理領域への対応力や会計までをカバーする機能網羅性が評価され、SAP S/4HANA® Cloud Public Editionを中核とするSAP Cloud ERPが選出されました。

また、パートナー選定においては複数のSAPパートナーを比較し、コンサルティングファームやユーザー企業と一体で進める体制などを吟味しました。業務を深く理解しようとする姿勢やプロジェクト推進体制への考え方が評価され、システムインテグレータが導入パートナーに選定されました。

今後の展望と期待

本刷新を通じて原価と製造実績を可視化し、製品別・顧客別・分野別の状況を捉えて経営判断を迅速化させる考えです。さらに、整えられたデータ基盤上でAIを活用し、社員が人にしかできない業務に集中できる環境を目指します。

三和ニードル・ベアリングの上席執行役員 企画管理本部長 兼 営業本部長である島田淳氏は、今回の導入を足元の課題解消にとどまらない成長基盤への投資と位置づけ、可視化による現場の気づきや行動へのつながりに触れるとともに、システムインテグレータとの連携体制に期待を寄せています。

発表各社の概要

  • 三和ニードル・ベアリング株式会社
  • 本社所在地:茨城県つくば市上大島1904
  • 代表者:代表取締役社長 中村 卓也
  • 創業:1946年7月
  • 資本金:1億円
  • 事業内容:精密金属部品(マイクロシャフト、コロ等)の製造
  • URL:https://www.tnksanwa.co.jp/
  • 株式会社システムインテグレータ
  • 所在地:埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 ランド・アクシス・タワー32階
  • 代表者:代表取締役社長 CEO 引屋敷 智
  • 設立:1995年3月
  • 証券コード:3826(東証スタンダード)
  • 資本金:3億6,771万2千円
  • URL:https://corporate.sint.co.jp/
  • SAPジャパン株式会社
  • 本社:東京都千代田区
  • 代表者:代表取締役社長 堀川 嘉朗
  • 設立:1992年(SAP SEの日本法人)
  • URL:http://www.sap.com/japan

本記事は株式会社システムインテグレータおよびSAPジャパン株式会社の発表をもとに作成されています。

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