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Agleaf ZEROが伊藤式農法の特許を出願 有機JAS認証も取得

山口県山陽小野田市で農業を展開するAgleaf ZERO株式会社は、代表取締役社長の伊藤 徹一郎が体系化した「伊藤式農法」について特許を出願したと発表しました。あわせて、有機農産物と有機加工食品の両分野において有機JAS認証を取得しました。同社は今後、独自農法の改良や導入農家への支援を進め、農産物の高付加価値化と全国展開を図る方針です。

土壌と根の生育環境を整える「伊藤式農法」

農家27代目である伊藤 徹一郎は、地元企業で6年間勤務した後に就農し、23年にわたる現場での試行錯誤を経て伊藤式農法を体系化しました。この農法は、農薬や化学肥料を使わずに作物を健全に育てることを目指し、土壌と根の周辺環境を整える栽培管理技術です。

具体的には、土壌環境のリセットや土壌診断、作物ごとの目標根圏環境の設定、緑肥や堆肥の活用、UFB(ウルトラファインバブル)水を用いた水管理などを組み合わせています。同社は「根圏環境制御型農作物栽培方法技術 特許出願中」として特許出願を完了しており、今後は技術の検証と改良を継続しながら他の農業者への普及に取り組むとしています。

有機農産物と有機加工食品の両分野で有機JAS認証を取得

同社は、有機農産物および有機加工食品の両分野で有機JAS認証を取得しました。農産物の生産から加工食品の製造までを自社でつなぎ、原材料から製造・出荷に至る管理体制を強化します。

事業においては、国内の高級ホテルやミシュランガイド掲載レストランなどへ農産物を供給するガストロノミー事業を展開しています。年間約50〜60種類の野菜を栽培し、市場流通の少ない西洋野菜や料理人の細かな要望にも対応しており、今回の認証取得によって有機農産物としての出荷が可能になりました。また、農場近接の自社加工場で収穫野菜を水や添加物を加えずにペースト化し、3D急速冷凍した「なまけものcube®」も一部で有機JAS認証を取得しています。自社栽培の酒米を使った日本酒「徹-TETSU」の共同開発など、規格外品の活用や地域食文化と連携した商品展開も行っています(日本酒の製造・販売は酒蔵が担当)。

導入農家を支援する「Agleaf ZEROモデル」の展開

同社は、学校給食や病院食といった現場における有機農産物の調達課題に着目し、安定供給体制の構築による需要の開拓を見込んでいます。これに伴い、伊藤式農法を導入した農業者を支援する「Agleaf ZEROモデル」の展開を進める予定です。

導入農家に対しては、栽培技術の共有に加え、事務負担を軽減するためのレストランからの注文受付や受発注管理の一括対応、シェフや給食関連事業者との販路形成支援、包装資材の一括調達による原価低減支援などを順次整備していくとしています。低コスト生産と公共調達などの継続的な販路を組み合わせ、農業者が安定して利益を確保できる事業モデルの全国展開を目指しています。

代表取締役の伊藤 徹一郎は「農業を始めて23年になりますが、ずっと考えてきたのは、美味しい野菜をつくりながら、農家が安心して農業を続けられる方法です。今回の特許出願と有機JAS認証取得を、新たなスタートだと考えています」と述べています。

Agleaf ZERO株式会社の概要

  • 会社名:Agleaf ZERO株式会社
  • 所在地:山口県山陽小野田市
  • 代表取締役社長:伊藤 徹一郎
  • 電話:0836-39-8423
  • 公式サイト:https://www.gastronomyproduce.com/
  • 加工品販売サイト:https://www.zero-yasai.com/
  • 野菜サンプル依頼:https://www.gastronomyproduce.com/forchefs

本記事はAgleaf ZERO株式会社の発表をもとに作成しました。

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