ワイズコンサルティングが台湾機械業界レポートを発行 電力供給や各社動向を分析
中華民国台北市に本社を置くワイズコンサルティング グループ(代表取締役:吉本康志)は、台湾機械業界最新レポートを発行しました。レポートでは、台湾進出を図る日本企業にとって死活問題となる電力の安定供給を特集しているほか、半導体や化学分野をはじめとする台湾サプライチェーンの最新動向を分析しています。
台湾進出の日本企業に迫る電力供給リスク
AIデータセンターや半導体産業の電力消費急増に伴い、2035年の台湾全土の電力消費量は25年比で約28%増加する見通しとなっています。日本より安価な産業用電気代が魅力とされる一方、変電所などのインフラ整備遅れや地域ごとの電力自給率の格差が存在します。これにより、進出企業にはグリーン電力購入や蓄電を含めたBCP(事業継続計画)対策が強く求められている状況です。

マイクロン・テクノロジーは、AIサーバー向けHBM需要に対応するため、桃園、苗栗、台中、台南の4拠点で工場新設や既存施設取得を進めています。しかし、設備メーカーの納期遅延に加えて電気工や配管工などの深刻な人手不足が重なっており、2027〜28年にかけて供給逼迫が続くと予想されています。
傑智環境科技の最高売上更新と特殊化学品産業の動向
半導体工場向けVOC(揮発性有機化合物)処理装置を手掛ける傑智環境科技は、TSMC熊本工場向けの受注が牽引し、2025年の連結売上高が前年比53.4%増の10億3100万台湾元と過去最高を記録しました。同社はリサイクル率90%超の技術を強みとしており、今後は東南アジア市場への展開を加速する方針です。
一方、台湾特殊化学品産業の2026年Q2生産額は、原油高による価格転嫁の影響で前年同期比19.9%増となりました。ただし実需の回復は鈍く、米国でのPFAS規制強化法案や世界的な大手化学メーカーのM&A再編を背景に、今後は脱・汎用化と低カーボン材料へのシフトが不可欠となっています。
本レポートは機械業界に特化した日本語情報誌で、半導体設備や電子材料・部品、工作機械、自動車、再生エネルギー等の動向を網羅しています。
- 発行元会社名:ワイズコンサルティング グループ
- 所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F
- 代表者:吉本康志
- 設立:1996年11月
- URL:https://www.ys-consulting.com.tw/
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本記事はワイズコンサルティング グループの発表をもとに作成しました。
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