MOTULが新T&T追跡システム採用 偽造品対策でアジアパシフィックへ展開
ルブリカント大手のMOTUL(モチュール)は、増加する粗悪なコピー品への対策として、強化された新しいT&T製品追跡システムをグローバルに採用した。アジアパシフィック地域全体で展開される認証プラットフォームを通じ、流通ネットワークの透明性を高め、消費者が製品の真正性を簡単に確認できる環境を整える。eコマースの成長に伴い複雑化する市場において、ユーザーの保護と信頼性の確保を図る構えだ。

QRコードとホログラフィックで真正性を瞬時に確認
導入される新しいシステムでは、刷新された認証ラベルに独自のQRコードが記載される。利用者がスマートフォンでスキャンすると検証プラットフォームへ誘導され、製品が本物であるかどうかの判定や、参考となる追加の製品情報が即座に提供される仕組みとなっている。
さらに偽造を防ぐため、QRコードには独自の暗号化技術が組み込まれているほか、高度なレーザーホログラフィックも採用されている。このホログラフィックセキュリティ機能は見る角度によって異なる視覚効果を示し、複製が困難な視覚的認証レイヤーとして機能する。

MOTUL アジアパシフィックCMO、カルロ‧サヴォカは「この新しい⾼度な追跡システムを導⼊することで、製品の検証を瞬時に⾏えるようになり、マーケットを積極的にサポートし、Motul製品を選ぶたびにユーザーの皆様にふさわしい安⼼と信頼を提供します」とコメントしている。
疑わしい製品の直接報告機能で安全な市場形成へ
新たなT&Tプラットフォームは、受動的な真贋確認にとどまらない機能を備えている。製品の真正性に懸念を抱いたユーザーが、検証ポータルを通じて直接MOTULに報告できる仕組みを導入した。
このコミュニケーション手段を活用することで、Motulは流通における潜在的な問題を効率的に調査できるようになり、消費者とともに安全な市場環境を構築していく方針を示している。

今回のシステム展開にあたり、対象範囲や移行期間に関する案内も行われている。
- 適用対象:MOTULエンジンオイル製品に適用(OEM、共同ブランド、ケミカル製品、添加剤、メインテナンス各製品は対象外)
- 移行期間の対応:移行期間中はラベルのない製品であっても、従来通りMotul正規販売店、取扱店で購入された製品は正規品となる
MOTULについて
MOTUL(モチュール)は、170年以上の歴史を持つグローバルなルブリカント・テクノロジーカンパニーで、自動車、オートバイ、産業機器などの高性能ルブリカントの開発・製造を手がけている。世界初の全合成オイルの市販化やエステルの採用、リサイクルベースオイルを用いた「NGEN」の開発などを行ってきた。MotoGP™、ダカールラリー、F1、ル‧マン24時間レースといったモータースポーツ競技でも知られている。
本記事はMOTULの発表をもとに作成されています。
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