北海道中央バス 新千歳空港連絡バス札幌都心線を令和8年12月11日に再編へ
北海道中央バス株式会社は、札幌都心部と新千歳空港を結ぶ新千歳空港連絡バス札幌都心線について、令和8年12月11日からリニューアルを実施する。現在の運行経路をベースにしながら、地元札幌市民と観光客の双方が利用しやすい経路へ見直す。
特に冬季の輸送繁忙期に生じる乗り残し対策として、「すすきの発新千歳空港ダイレクト」路線を通年で新規運行するほか、新たなホテル建設が続く中島公園地区の輸送力強化も図るとしている。
需要変化に対応する見直しの背景
新千歳空港連絡バス札幌都心線は、平成28年7月に直行便(中島公園⇔すすきの⇔大通公園⇔札幌駅前~札幌北IC経由~新千歳空港)を新設してから約10年が経過した。今回の見直しは、コロナ禍以降の需要の変化への対応を目的としている。
主な背景としては、「すすきの」で満席となり途中の停留所から乗車できない乗り残しの問題や、札幌都心部の主要ホテルを細かく巡回するため所要時間が長いことによる運行効率の課題が挙げられている。さらに、往復の運行経路が大きく異なり分かりにくい点を対称化することも目指している。
空港直行便の新設と経路の最適化
今回の再編では、利用需要の多い「すすきの」と空港を結ぶ空港行き直行便として、札幌南IC経由の「すすきの発新千歳空港ダイレクト」路線を新設する。これにより予定所要時間は現行より6分短縮された「1時間2分」となり、国道36号エリアの混雑緩和も見込まれている。
また、利用目的に応じて運行経路の見直しを行う。「札幌駅前・すすきの」路線は地元の生活利用やビジネス利用を主な対象とし、「札幌都心ホテル回り」路線は観光利用を主な対象とする。往復の経路をできる限り統一することで、国内外の観光客にも分かりやすい運行経路にする。
都心部の巡回ルート最適化と簡素化による運行効率改善も進める。札幌都心線全体の運行便数は、北都交通株式会社の運行便を含め、現行の161便から10便増加の171便となる予定で、ピーク時の混雑緩和と安定した輸送体制の構築を図る。

再編計画の詳細と今後の取り組み
再編計画の概要は以下の通り。

- 実施日: 令和8年12月11日(金) ※北海道中央バス株式会社の冬ダイヤ改正に合わせて実施
- 大人運賃(同社運行便は変更なし):
- 1,500円: 札幌都心部~月寒東1-19 ⇔ 新千歳空港
- 1,400円: 清田団地入口~三井アウトレットパーク入口 ⇔ 新千歳空港
- その他: 本計画による車両・乗務員数に変更なし
今後は、多言語対応Webサイトへの改修やSNS広告の配信を行うほか、新千歳空港や主要ホテル、旅行代理店との連携を強化してプロモーションを展開する方針だ。
本記事は北海道中央バス株式会社の発表をもとに作成。
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