BONXとセーフィー、映像と音声で記録するAIエージェントの概念実証を開始
株式会社BONXは、セーフィー株式会社との共同開発により、映像と音声で現場の気づきを記録するAIエージェント「Safie Report Agent」の概念実証(PoC)を開始した。現場の音声データと映像をリアルタイムに組み合わせ、AIが自動でレポートを作成する仕組みとなっている。本PoCでは、建設・インフラ領域などの巡回業務を対象にベータ版を限定提供し、実際の現場運用に即した実効性の検証を進めるとしている。
開発の背景と現場の課題
建設現場では、急激な人手不足に伴う「8掛け社会」への対応が深刻な課題となっており、現場巡回や報告業務にかかる作業負担の抜本的な軽減が求められている。
従来のレポート作成においては、記録入力のために現場作業をその都度中断せざるを得ず、共有された情報が埋もれてしまうといった課題が存在していた。こうした課題に対し、BONXは現場で交わされる音声データを活用した「音声プラットフォーム」の実現に向け、セーフィー株式会社との連携による業務課題解決への取り組みを開始した。
Safie Report Agentの仕組みと特徴

本ソリューションは、現場の音声と映像をリアルタイムに組み合わせ、AIが自動でレポートを作成する。装着したBONXデバイスでBONX WORKのボイスメモを起動し、話すだけで記録が完了するとともに、収集した音声データを基にAIが即座に映像と組み合わせてレポートを生成する。
主な特徴は以下の通りとなっている。

- スマートフォンの画面操作を行うことなく、装着しているデバイスの操作のみで記録を開始できる
- BONXデバイスが発話者の声のみを抽出するため、騒音の激しい現場でも高精度なレポート作成が可能になる
- 1台のデバイスでチーム内の音声通話と、レポート作成のための記録入力の両方を完結させることができる
現場で期待される利用方法と効果
現場作業とデジタル記録の融合により、移動や確認にかかるタイムラグを解消し、業務効率と安全性の双方において高い導入効果が期待できるとしている。
作業を止めずにその場で記録できるハンズフリー記録により、職員一人ひとりの作業時間をより効率的に活用できるようになる。また、話した瞬間の映像や画像を自動抽出してリアルタイムでレポートを作成することで、最新データをもとに現場全体の情報共有を行えるようになる。さらに、現場での指示や是正状況を記憶に頼らずデータ化することで、進捗状況の正確化や現場の安全性向上につながるとしている。
今後の展望と株式会社BONXの概要
BONXは今後も、建設や介護領域など、デスクレスワーカーの現場における業務効率化への貢献を図る方針だ。多種多様な外部システムとの連携を推進し、現場をリアルタイムに動かす「音声インターフェース」への進化を目指すとしている。

東京都千代田区に本社を置く株式会社BONX(代表取締役:宮坂貴大)は、現場コミュニケーションのワンストップソリューション「BONX WORK」を提供している。
- 関連URL: https://bonx.co/work/
本記事は株式会社BONXの発表をもとに作成
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