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ぷらっとホーム子会社、ThingsToken Protocolの本番運用を開始

ぷらっとホーム株式会社と完全子会社のThings Revolution株式会社は、現実世界のモノをデジタル上で識別・管理するための基盤技術「ThingsToken™ Protocol(以下「TTP」)」の本番運用を開始しました。

本番運用の第一弾として、ロジザード株式会社の共通デジタル荷札「Bit Waybill(以下「BWB」)」が、2026年10月よりTTP上で稼働を開始しています。BWBは、物流に関わる複数の企業間で荷札情報を起点に輸送履歴を共有する仕組みで、企業ごとに分断されていた運送情報を特定のシステムに依存せず改ざんを検出できる形で共有することを可能にします。

TTPは、センサーや産業機器、家電、インフラ設備など、現実世界に存在するさまざまな「モノ」をデジタル上で識別・管理するための基盤技術です。ブロックチェーン技術であるEthereumおよびそのレイヤー2上で動作し、それぞれのモノに固有のデジタルIDを付与して利用履歴や権利情報を管理することで、企業や業界の枠を超えた情報共有を可能にします。

主な機能として、トークン規格「ERC-3525」を採用したモノごとの識別情報や所有権・使用権・保守に関する権利の管理、「ERC-6551(Token Bound Accounts)」を活用した契約情報や履歴の紐付け管理が挙げられます。また、特定の管理者に依存せず第三者がブロックチェーン上の履歴を検証できる仕組みや、AIがモノを認識して権限の範囲内で機能を利用できる共通インターフェースも備えています。

TTP上で稼働を開始したBWBは、貨物の出荷から着荷までの情報を企業間で共有するための共通デジタル荷札です。荷札ごとにデジタルトークンを発行し、関連する履歴をブロックチェーン上に記録することで、関係者が共通の運送情報を参照し、記録の改ざんを検出できる仕組みを実現します。両社は2025年2月に共同研究を開始し、2026年5月20日に技術基盤への採用を発表していました。

なお、BWBに使用されるスマートコントラクトについては、ブロックチェーンセキュリティ監査会社Quantstampによる第三者監査が完了し、最終報告書を受領したとしています。また、TTPの本番運用開始にあわせ、Things Revolutionの公式Webサイトが日本語・英語の両言語で刷新されました。

今後の展開とネイティブトークンの開発

ぷらっとホームとThings Revolutionは、物流分野での運用を起点としてTTPの適用領域を拡大する方針です。今後はコールドチェーンをはじめ、エネルギー、エンターテインメント・メディアなどの分野での活用を推進し、業界横断的な情報共有や管理の実現を目指すとしています。

あわせて、TTP上でモノ同士やAIエージェントが行う少額・高頻度の取引や、データ・資源の提供者への還元を支える仕組みとして、ネイティブトークンの開発を強化します。複数の通貨への対応や機械による自律的な利用を想定し、国内外の関係法令を踏まえながら設計・検討を進めるとしています。なお、発行時期や仕様、法的な位置づけは検討中であり、現在稼働しているBWBではネイティブトークンを用いた決済は行っていません。

発表各社の概要

ぷらっとホーム株式会社

  • 代表者:鈴木 友康
  • 設立:1993年3月23日
  • 資本金:1億円
  • 所在地:東京都千代田区九段北4-1-3 日本ビルディング九段別館3F
  • 事業内容:マイクロサーバー・IoTゲートウェイなどの自社製品コンピュータの開発および販売、各種ネットワーク関連製品の販売、自社製品の保守・サポートサービスの提供、IoTコンサルティング・ソリューションの提供

Things Revolution株式会社

  • 代表者:鈴木 友康
  • 設立:2025年7月30日
  • 主要株主:ぷらっとホーム株式会社(100%)
  • 資本金:3,000万円
  • 所在地:東京都千代田区九段北4-1-3
  • 事業内容:プロトコル開発(ブロックチェーン・プロトコル「ThingsToken™」およびコアコンポーネントの研究開発)、RWAソリューション(現実資産のトークン化ソリューション提供)、トークン発行(ネイティブトークン発行・管理)

本記事はぷらっとホーム株式会社およびThings Revolution株式会社の発表をもとに作成されています。

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