イオレ、NVIDIA Blackwell Ultra GPU搭載「NVIDIA HGX B300」システムの受注を開始
イオレ、NVIDIA HGX B300の取り扱いと受注を開始
CATEGORY: テクノロジー
株式会社イオレは、戦略的パートナーであるデジタルダイナミック株式会社と連携し、NVIDIAのBlackwell Ultra世代のGPU搭載の 「NVIDIA HGX B300」システム(以下「NVIDIA HGX B300」) の取り扱いおよび受注を開始しました。
本件において、東京都港区に本社を置き代表取締役社長 兼 CEOを瀧野 諭吾が務めるイオレがNVIDIA HGX B300の販売および需要家との契約窓口を担当します。一方、同じく東京都港区に本社を置き代表取締役を根来 実が務めるデジタルダイナミックがデータセンターへの設置・運用を担います。
取扱開始の背景と実需への対応
イオレとデジタルダイナミックはこれまで、「NVIDIA L40S」や「NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Server Edition」を中心に、AI推論を主用途とするアクセラレーテッド コンピューティング システムの確保・販売・国内データセンターへの配備を進めてきました。イオレの販売を通じて国内データセンターに配備されたGPUは累計約5,000枚(GPUチップ換算、2026年5月決算公表時点)、デジタルダイナミックが管理・運用するAI推論向けGPUは累計6,197枚(2026年6月末時点)となっています。
従来のAI推論を中心とした需要に加え、大規模言語モデル(LLM)の学習、高度な推論、AIエージェントの開発などを目的とした、より大規模かつ高性能な計算基盤に関する相談が国内外から寄せられていました。こうした実需を踏まえ、ラインナップにNVIDIA HGX B300サーバーを新たに追加するとしています。
「NVIDIA HGX B300」は、NVIDIA Blackwell UltraGPU8基を第5世代NVIDIA NVLinkで接続したアクセラレーテッド コンピューティング プラットフォームです。これを搭載したNVIDIA HGX B300サーバーは、大容量GPUメモリと高速なGPU間接続により、大規模言語モデル(LLM)の学習・推論をはじめとする高度なエンタープライズAIワークロードに対応します。
主な特長は以下の通りです。
- Blackwell Ultraによる高いAI処理性能: Blackwell Ultraアーキテクチャを採用し、大規模言語モデル(LLM)の学習・推論をはじめとする、高負荷なAIワークロードに対応します。
- 大容量GPUメモリと高速GPU間接続: HBM3eメモリと第5世代NVIDIA NVLink スケールアップ インターコネクトを備え、大規模モデルや複数GPUを利用するワークロードにおいて、高い処理性能を発揮します。
- 大規模AI基盤への拡張性:NVIDIA AI Enterpriseをはじめとするソフトウェアスタックに対応し、単体サーバーから 大規模なAIクラスタまで、用途や規模に応じたAI基盤の構築が可能です。
今回の追加により、イオレは用途や必要とされる計算規模に応じたシステムを販売し、デジタルダイナミックが設置・運用環境を提供します。
- NVIDIA HGX B300搭載サーバー :大規模LLMの学習・推論、大規模AI基盤向け。Blackwell Ultraを採用し、HBM3eメモリと高速なGPU間接続を備えた高負荷ワークロード向けGPUサーバー。
- NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Server Edition:AI推論、プロフェッショナルAI、グラフィックス、シミュレーション等向け。96GB GDDR7メモリを搭載し、3Dグラフィックスや物理シミュレーションなどにも対応。
- NVIDIA L40S:AI推論、グラフィックス等向け。AI推論とグラフィックスの双方に対応し、幅広いワークロードに利用可能。
福島双葉町DCへの設置と今後の展望
今回取り扱いを開始するHGX B300サーバー は、デジタルダイナミックと日本アジア投資株式会社の合弁会社であるJAICデータダイナミクス株式会社が福島県双葉町で建設を進める「分散型AIデータセンター東北リージョン福島双葉町DC」(受電規模 2MW、「NVIDIA HGX B300」を最大128台収容可能、2026年11月運用開始予定)への設置を予定しており、96台規模の計算基盤として2026年内の稼働開始を目指します。
今後についてイオレは、デジタルダイナミックとの連携のもとで計算ノード、データセンター、電力、冷却、ネットワークを一体として整備し、国内外の需要に対応できるインフラ基盤の構築を進める方針です。また、国内に高性能なAI計算資源を配備することで、海外サービスへの依存に伴う「デジタル赤字」の縮小と国内AI産業の競争力向上に貢献していくとしています。
会社概要
- 社名:株式会社イオレ
- 本社所在地:〒105-0003 東京都港区西新橋1-6-11 西新橋光和ビル 4F
- 代表者:代表取締役社長 兼 CEO 瀧野 諭吾
- 設立:2001年4月25日
- 資本金:32億3,253万円 ※2026年9月30日時点
- 従業員数:81名 ※2026年9月30日時点
- 上場市場:東京証券取引所グロース市場(証券コード:2334)
- 事業内容:AIインフラストラクチャー事業、AIUI事業、オンチェーン金融事業
- URL:https://www.eole.co.jp/
本記事は株式会社イオレの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



