中西製作所、F-SYS 2026で連続式釜調理ロボットの新モデルを初公開へ
業務用厨房機器メーカーの株式会社中西製作所は、2026年11月11日(水)から11月13日(金)まで東京ビッグサイトで開催される専門展示会「フードシステムソリューション(F-SYS)2026」に出展します。煮炊き調理における一連の工程を自動化する「連続式釜調理ロボット」の大規模処理に対応する新モデル「9ユニットモデル」を、開発中の参考出品(コンセプトモデル)として初公開する予定です。会場では実機による調理デモンストレーションを行い、調理した「回鍋肉」の試食提供も実施されます。
背景と開発の狙い
給食センターや学校、病院、高齢者施設などの大量調理現場では、深刻な人手不足や人件費高騰、作業員の身体的負担軽減が重要課題となっています。従来の煮炊き調理では大型釜での手作業による撹拌や調理後の計量・配缶作業に多くの人員と労力を要していました。
これに対し、大阪市生野区に本社を置き中西一真が代表取締役社長を務める中西製作所は、撹拌から計量・配缶にいたる一連の工程を1台で完結・自動化するロボットの開発に2025年より着手しました。現場の人手不足への対応に加え、調理の安全性や品質のさらなる向上を目指して開発を進めています。今回の展示会では、調理能力を向上させた新モデルを初披露し、次世代の大量調理ソリューションの未来像を提案するとしています。
連続式釜調理ロボットの特長
展示される連続式釜調理ロボットは、調理の初期工程から「クラス(提供)単位」に分けた状態で撹拌・調理を連続して行う仕組みです。これにより調理後の計量・配缶作業が不要となり、大幅な省人化と作業効率化が図られます。
また、人の手が介在する工程を最小限に抑えることで計量ミスや異物混入のリスクを低減し、均一で高品質な給食の安定提供を可能にします。自動搬送や回転調理、反転といった一連の調理動作をシステム化し、加熱温度や撹拌速度を緻密に制御することで、調理員の技術や理想的な加熱・撹拌プロセスの再現を実現しました。
9ユニットモデルの仕様
出展される「9ユニットモデル」は、同社の公式YouTubeチャンネルで公開されている動画「未来の給食センター 2030 イメージビデオ」(23秒付近)に登場する機器のコンセプトモデルです。
- 製品名:連続式釜調理ロボット(9ユニットモデル)
- 調理容量(想定):1クラス分(最大40人分)、最大約10kg
- 調理能力(目安):煮物調理: 10〜20 分(40人分)、炒め物調理: 5〜10 分(20人分)、1時間あたりの処理能力: 120~150人/ユニット
- 未来の給食センター 2030 イメージビデオ:https://youtu.be/Hnen3Xx6kRw?si=Ea9UrNc24Egt6kfE&t=23
展示会と出展企業の概要
同社は長年培った厨房機器の技術力と省人化ノウハウを生かし、学校給食のDX推進や食事を安定して提供できる環境づくりに貢献していく方針です。
出展する展示会および株式会社中西製作所の概要は以下の通りです。
- 名称:フードシステムソリューション(F-SYS)2026
- 会期:2026年11月11日(水)~13日(金)10:00~17:00
- 会場:東京ビッグサイト 東ホール(中西製作所ブース:小間番号W-07)
- 主催:フードシステムソリューション(F-SYS)実行委員会
- 公式サイト:https://www.food-exhibition.info/
- 企業概要:1946年に学校給食用アルマイト食器の販売を目的に個人創業し、1958年に法人化。東証スタンダード(証券コード:5941)上場。
本記事は株式会社中西製作所の発表をもとに作成しました。
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