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USEYAの技能資産化プラットフォームSHUGIが大阪トップランナー育成事業に認定

株式会社USEYAは、技能資産化プラットフォーム「SHUGI(手技)」に関するプロジェクト「大阪から世界へ、技能資産化プラットフォーム『SHUGI』」が、大阪市の2026年度第2期「大阪トップランナー育成事業」の認定プロジェクトに決定したことを発表した。本事業は応募総数70件以上のエントリーの中から同社を含む5件が選定されたもので、大阪市が認定を行い、公益財団法人大阪産業局が運営を担い、関西みらい銀行と連携して支援を実施する。同社は2026年10月から1年間にわたり専門コーディネーターによる支援を受け、2026年11月に予定するSHUGIの正式販売開始に向けて事業成長を進めるとしている。

大阪トップランナー育成事業と支援内容

「大阪トップランナー育成事業」は、新たな需要の創出が期待できる製品・サービスの事業化を目指す企業等の有望なプロジェクトに対して大阪市が認定を行う制度である。市場投入から販路拡大までコーディネーターが伴走し、必要に応じたオーダーメイド型の継続的サポート(ハンズオン支援)を実施することで、将来的に大阪を代表するトップランナー企業の創出に寄与することを目的としている。

今期の事業では、応募総数70件以上のエントリーの中から株式会社USEYAを含む5件のプロジェクトが認定された。認定企業は2026年10月から1年間、専門コーディネーターによるハンズオン支援を受けることになる。

技能資産化プラットフォーム「SHUGI」の仕組みと実績

技能資産化プラットフォーム「SHUGI」は、スマートグラス・XR・AIを用いて熟練者の技能をデータとして記録・構造化し、次世代へ伝承するシステムである。熟練者がスマートグラスを装着して作業を行うことで、手の動きや視界、音声が技能データとして記録・蓄積される。

学習者はスマートグラス越しに熟練者の視界と動作をリアルタイムに同期しながら学ぶことが可能で、遠隔指導にも対応する。AIによる熟練者の動作との一致度を示す独自指標「同期率」分析により、習得度合いを数値で確認しながら学習できる仕組みを備えている。30名・7か月の実証では、従来のOJTとの比較で技能習得スピード3倍、指導時間80%削減が確認されており、本実証を含む研究成果は査読付き国際会議論文(ADC 2025・2026)として発表されている。

公共インフラ分野での活用と実証施設での取り組み

SHUGIは製造業や伝統工芸の技能継承のほか、公共インフラ分野でも展開されている。鹿児島県曽於市とは「SHUGI for Type Soo Mine(TSM)」に取り組み、ベテラン技術者がスマートグラスを通じて上下水道の現場作業をリアルタイムに遠隔支援するとともに、現場の判断や手順を記録・共有するシステムを運用している。

また、同社は研究・開発・検証を一気通貫で行える実証施設として、大阪府和泉市に「USEYA ADVANCED INDUSTRY(UAI)」を所有している。UAIには2025年4月から12月に視察50件超・延べ約2,000名が来訪した。

今後の展開と予定

株式会社USEYAは、2026年11月に予定しているSHUGIの正式販売開始を皮切りに、製造業・自治体・職業訓練分野への展開を進める方針である。さらに、工作機械・産業機械メーカーやエンジニアリング会社との「装置と操作技能」のセット提供に向けた提携も進めていくとしている。

直近の予定として、2026年9月18日(金)放送のテレビ東京「Newsモーニングサテライト」にて同社の取り組みが紹介される予定となっているほか、9月25日(金)には大阪市中央公会堂にて認定証授与式が開催され、同社による事業プレゼンテーションが実施される予定である。

株式会社USEYAの概要

  • 本店所在地:大阪市港区築港4-11-13 光信ビル3F
  • XRデジタルシェア工房:大阪府和泉市寺田町1-5-16
  • 代表者:代表取締役 大子 修
  • 設立年月日:2008年9月29日
  • 事業内容:スマートグラス・XR技術を用いたシステムソリューション、XR技術を応用したデジタルシェア工房 USEYA ADVANCED INDUSTRYの運営、デザイン・クリエイティブソリューション、システムの受託開発(WEBシステム/モバイルアプリケーション/システム開発全般)、海外向けシステムソリューション
  • 公式サイト:https://useya.co.jp/

本記事は株式会社USEYAおよび公益財団法人大阪産業局の発表情報をもとに作成しています。

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