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共立メンテナンスの京都 御室 花伝抄が2026年度グッドデザイン賞を受賞

株式会社共立メンテナンスが運営するリゾートホテル「京都 御室 花伝抄」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2026年度グッドデザイン賞」を受賞しました。

世界遺産・仁和寺の門前に位置する同ホテルは、参道からの景観保全に配慮した建築計画や、日本の伝統文化と現代の快適性を融合させた空間設計が評価されました。

歴史ある門前の景観と調和する建築計画

京都 御室 花伝抄は、世界遺産である仁和寺の歴史や文化に敬意を払い、参道からの景観保全を重視して計画されました。敷地内の既存樹木や石垣の保存・修復を進めたほか、建物を参道から25m以上後退させることで、周囲の環境や静寂に溶け込む配置としています。

また、参道から続く松並木や豊かな植栽を取り入れて建物と庭園が一体となる「庭屋一如」を体現しました。さらに、門前に寺侍屋敷が存在した歴史的背景に着想を得て、石場建て木造の長屋門を再現しています。

伝統文化の意匠と現代的な快適性を融合

館内ロビーは仁和寺御殿をモチーフとしており、舞良戸や蔀戸、格天井、蟻壁、濡縁といった伝統的な意匠を現代的に再構築し、茶庭を眺められる空間に仕上げられました。また、重要文化財「遼廓亭」を再現した茶室が設けられており、宿泊者が茶室文化に触れられる機会を提供します。

施設内には御殿の回廊を想起させる食事処をはじめ、自家源泉の大浴場、京瓦や清水焼を取り入れた貸切風呂などを備えています。全67室の客室にはそれぞれ異なる趣を持たせ、襖や蟻壁によって空間の広がりと上質感を演出しました。仁和寺の二王門を眼前に望むラウンジでは、逆さ二王門の演出を通じて景観を楽しむことができます。

審査委員による評価

審査委員は評価コメントにおいて、仁和寺への最大限の敬意を払い、参道から存在を消す配置計画や軒を低く抑えた設計など、周辺環境との調和に向けた細心の配慮を評価しました。土地の歴史を尊重し、庭屋一如の体現や仁和寺をモチーフとした伝統的意匠の追求に取り組んだデザイナーと事業主の姿勢に敬意を表しています。

施設概要

  • 正式名称:京都 御室 花伝抄
  • グランドオープン日:2026年7月3日(金)
  • 住所:〒616-8095 京都市右京区御室芝橋町1番地4
  • アクセス:京福電気鉄道(嵐電)北野線「御室仁和寺」駅から徒歩約2分
  • 客室数:全67室
  • 建物:地上3階・地下1階
  • 共用設備:大浴場(内湯、ドライサウナ、水風呂)/貸切風呂4か所/食事処/湯上り処/ラウンジ/癒し処/お土産処/喫煙所
  • 公式サイト:https://dormy-hotels.com/resort/hotels/omuro_kadensho/

本記事は株式会社共立メンテナンスの発表をもとに作成されています。

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