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15th Rock、土壌保水剤開発のTeraformに出資 北大ファンド通じ

独立系ベンチャーキャピタルの15th Rock株式会社は、運営する北海道大学 Green Frontier Fund 1号投資事業有限責任組合を通じ、株式会社Teraformに出資した。株式会社Teraformは、自然由来の土壌保水剤「SuperSponge」を開発するスタートアップである。今回の出資は、メタジェンセラピューティクス株式会社、eGenesis, Inc.に続く同ファンドとして3社目の出資案件となる。

水不足による作物の生育不良へのアプローチ

干ばつや乾燥による水不足は、作物の生育を妨げる要因の一つとなっている。特に苗が土に根づく「活着」の時期には土壌に水分を一定期間保つ必要があるが、乾燥した環境では水やりを行っても土壌が短期間で乾いてしまい、十分に根を張る前に枯れてしまうことも少なくない。

株式会社Teraformは、土壌そのものの保水性を高めるアプローチに着目している。水源や灌漑設備に制約がある地域でも、限られた水を作物の生育に生かせるよう土壌保水剤の開発に取り組んでいる。

出資の背景と今後の展開支援

本ファンドでは、アグリフードテック、クリーンテック、セミコンダクター、Human Augmentationの4分野を重点投資領域としている。株式会社Teraformの土壌保水技術は、農業における水資源の有効活用と生産の安定化につながる可能性があり、アグリフードテック領域の課題解決に資するものと捉えている。

出資に際しては、自然由来の素材を用いながら農業現場での使いやすさやコスト、原料調達まで見据えた事業構想や、国内外での展開可能性が着目された。今後は北海道大学との研究開発や実証、事業化に向けた取り組みを支援するとともに、北海道をはじめとした国内での実績づくりから海外市場への展開まで同社の成長を後押ししていくとしている。

北海道大学 Green Frontier Fundの取り組み

北海道大学 Green Frontier Fundは、北海道大学と15th Rock株式会社が締結した協定に基づき組成された大学発ベンチャーファンドである。北海道大学の研究成果の社会実装に加え、同大学の卒業生・教職員・学生などが関与するスタートアップや、北海道大学または北海道と連携する意思を持つ道外・海外のスタートアップへの投資を行っている。これらを通じ、北海道大学と北海道を核とするスタートアップ・エコシステムの形成を目指している。

関連各社の概要

  • 北海道大学 Green Frontier Fund 1号投資事業有限責任組合(無限責任組合員:15th Rock株式会社、URL:https://15th-rock.com/hokudai-gff/)
  • 株式会社Teraform:本社所在地は東京都港区、代表者は日高聡(CEO)(URL:https://teraform-inc.com/)
  • 15th Rock株式会社:所在地は神奈川県横浜市、代表はFounder / General Partner 中島徹、源健司(URL:https://15th-rock.com/)。投資領域をHuman Augmentation(ヒューマンオーグメンテーション。人間の能力拡張)とコンシューマーサービスに定めている。

本記事は15th Rock株式会社の発表をもとに作成されています。

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