ホロラボ、XGRIDS製3Dスキャナーの撮影データを国内のサーバー環境で3DGSに変換するサービス「Xynapse LCC Converter」を開発
ホロラボ、XGRIDSの3Dスキャンデータを国内サーバーで3DGS変換するサービス開発
CATEGORY: テクノロジー
株式会社ホロラボは、XGRIDS社製3Dスキャナーで取得した撮影データを、国内のサーバー環境で3D Gaussian Splatting(3DGS)形式へ変換するサービス「Xynapse LCC Converter」を開発しました。撮影データを国外に送信することなく国内の専用環境で処理し、オンプレミス環境への構築にも対応します。2027年前半の提供開始を目指しています。

変換工程のPC占有やスペック負担をサーバー処理で解消へ
現実空間をデジタルデータとして記録し、工場の設備管理や建設現場の進捗確認などに活用する手段として3DGSへの注目が集まっています。ホロラボが正規販売代理店を務めるXGRIDS社製3Dスキャナーの採用も広がる一方、撮影データを3DGSへ変換する工程が課題となっていました。

従来はPC用アプリケーション「LCC Studio」で行う処理にデータ量によって10〜20時間を要し、その間PCが占有されるほか、動作環境を満たすPCの導入にも最小構成で30万円程度、推奨構成で50万円以上が必要でした。ホロラボは、変換処理をサーバー側に移し、国内や利用者の環境内に処理環境を構築できるようにすることで、これらの負担軽減を図ります。
国内専用環境やオンプレミス対応など「Xynapse LCC Converter」の特長
変換処理はホロラボがクラウドサービスの国内リージョンに構築・運用する専用環境で行うため、国外へのデータ送信を行わずに生成できます。社外にデータを出せない環境向けにオンプレミス構築にも対応しており、現在稼働するプロトタイプ版もオンプレミス環境で動作しています。
サーバー側で処理を受け持つことで作業者PCの長時間占有を防ぐほか、複数の変換依頼をジョブ管理できる仕組みです。また、RTK測位で取得した位置情報を保持したまま変換するため、手作業の位置合わせをせずにBIM/CIMモデルや図面などと重ね合わせられます。API連携により、利用者が既存で使用しているシステムへの組み込み開発も可能です。
提供概要と関係者コメント
サービスの企画開発はXGRIDS JAPAN株式会社の支援のもとで推進されています。同社のSales Directorである伊井 拓也氏は、日本市場においてデータの取り扱いやセキュリティ、処理環境が本格活用における重要な要件となっているとし、本取り組みが日本での3DGS業務活用を前進させるものとして期待を寄せています。

サービスの概要は以下の通りです。
- サービス名: Xynapse LCC Converter
- 提供開始: 2027年前半(予定)
- 提供形態: ホロラボが提供する各種サービス、およびお客様システムへの組み込み。オンプレミス構築にも対応。
- 対応スキャナー: Lixel L3、L2 Pro(提供概要一覧ではLixel L2 Pro)、Lixel Kity K1、Lixel K2、PortalCam
※ 提供価格・ご利用条件は別途定めます。
会社概要
株式会社ホロラボは、東京都品川区西五反田8-3-6に拠点を置き、代表取締役CEOを中村薫が務めるテクノロジー企業です。2017年1月18日に設立され、資本金は93,940,000円です。今後は実際の業務データを用いたユーザー実証を重ね、処理規模のスケールアップや操作性、サービス品質の向上を進めるとしています。

本記事は株式会社ホロラボの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



