【2026年度上期飲食店動向】飲食店の平均募集給与を飲食店ドットコムが発表東京31.1万円、大阪30.0万円、福岡28.8万円、愛知28.7万円
2026年度上期の飲食業界平均募集月給、全4地域で上昇 シンクロ・フード調査
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株式会社シンクロ・フードは、飲食店専門の求人情報サイト「求人飲食店ドットコム」に登録された2026年度上期の平均募集給与データを発表しました。調査対象となった東京都・大阪府・愛知県・福岡県の4地域すべてで平均募集月給が前半期から5,000円以上上昇しており、飲食業界での募集給与の上昇傾向が続いています。

4地域すべてで月給・時給ともに上昇 福岡県が大きく伸長
2026年度上期の飲食業界における平均募集月給は、東京都が310,532円(前半期比+5,245円、101.7%)、大阪府が299,656円(同+5,490円、101.9%)、愛知県が287,489円(同+5,303円、101.9%)、福岡県が288,300円(同+13,571円、104.9%)となり、全地域で上昇しました。特に福岡県は4地域中最大の伸びを示し、約4年半ぶりに平均募集月給で愛知県を上回っています。

平均募集時給についても、東京都が1,352円(前半期比+16円、101.2%)、大阪府が1,255円(同+6円、100.5%)、愛知県が1,205円(同+11円、100.9%)、福岡県が1,152円(同+21円、101.9%)と、全地域で上昇しました。時給の上昇幅は前半期(+28〜47円)に比べて小幅にとどまりましたが、同社では2026年4月〜9月が最低賃金改定の発効前にあたるためと分析しています。2026年度の最低賃金は全国加重平均で56円引き上げられ、10月以降順次発効していることから、下期は再び時給の上昇が見込まれるとしています。
東京の業態別では主要5業態すべてで上昇
東京における主要業態の平均募集給与を調査したところ、「和食」「洋食・西洋料理」「イタリアン」「カフェ・喫茶店」「居酒屋・ダイニングバー」の主要5業態すべてで前半期から上昇しました。
上昇幅は「和食」(前半期比+7,736円)が最も大きく、「洋食・西洋料理」(同+7,003円)、「イタリアン」(同+6,434円)が続いています。前半期に主要業態で唯一減少した「カフェ・喫茶店」も同+5,157円と上昇に転じました。給与水準では「和食」(321,894円)が主要業態で唯一32万円台となったほか、「居酒屋・ダイニングバー」(319,751円)や30万円台に乗った「洋食・西洋料理」(304,525円)など、カフェ・喫茶店を除く4業態が30万円を超える水準となっています。
職種別では「調理スタッフ」が「サービス・ホール」を上回る傾向が継続
職種別の平均募集給与では、東京都・大阪府ともに前半期に引き続き「調理スタッフ」が「サービス・ホール」を上回る結果となりました。
東京都では調理スタッフが296,831円、大阪府では285,100円となり、サービス・ホールとの差は東京都で7,173円、大阪府で9,592円となっています。前半期からの上昇額については、東京都ではサービス・ホール(+3,516円、前半期比101.2%)と調理スタッフ(+3,520円、同101.2%)がほぼ同水準となった一方、大阪府では調理スタッフが+3,203円(同101.1%)となり、サービス・ホール(+2,683円、同101.0%)をやや上回りました。
調査の概要
- 調査対象:「求人飲食店ドットコム」に登録された東京都・大阪府・愛知県・福岡県における求人案件(58,381件)
- 調査期間:2026年4月〜2026年9月
- 給与算出方法:求人募集時の給与下限額より算出。小数点以下は四捨五入。
本記事は株式会社シンクロ・フードの発表をもとに作成しています。
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