ALTILANと中部日本プラスチック、静岡発の宇宙プロジェクト「ふたつぼし」を始動|2027年1月にキックオフイベント「浜松から宇宙へ #4」を浜松市内で開催
ALTILANと中部日本プラスチック、静岡発の宇宙ビジネス創出へプロジェクト始動

CATEGORY: ビジネス
株式会社ALTILANと株式会社中部日本プラスチックは、静岡発の宇宙ビジネス創出を目指す「ふたつぼしプロジェクト」を立ち上げます。衛星の開発と打上げを軸に据え、地域企業の宇宙領域参入や部品・素材の技術実証を推進します。あわせて、プロジェクトのキックオフイベント「浜松から宇宙へ #4」を2027年1月に静岡県浜松市内で開催する予定です。
STARSシリーズの知見を継承し2030年の衛星打上げを目指す
静岡県内には輸送用機器や楽器、光技術などのメーカーが集積している一方、宇宙で動作した実績(フライトヘリテージ)の獲得やビジネスとしての需要創出が参入のハードルとなっています。同プロジェクトでは地域企業に実績獲得の機会を提供するとともに、技術実証後の需要獲得までを描いていきます。
開発の基盤となるのは、静岡大学工学部の能見公博教授の研究室が開発してきた、複数の衛星をテザー(ひも)でつないで制御する「STARS」シリーズの知見です。同シリーズはこれまでに8機が打ち上げられており、最新機「STARS-X(愛称・しらいと)」は2026年6月12日にH3ロケット6号機で打ち上げられ、運用されています。
2019年から同シリーズの支援や共同開発を行ってきた中部日本プラスチックが衛星の開発と実証を担当し、2027年に本格着手した上で2030年の打上げを目指します。部品や素材の実証には地域企業や団体、研究機関の参画を呼びかけています。
用途からの衛星設計とアートを通じた関係人口の拡大
プロジェクトでは、衛星を打ち上げるだけでなく、事業化に向けた検討や需要獲得に向けた活動計画の策定をALTILANが担当し、中長期的な価値設計を進めます。
また、技術開発以外の入口として小説やアート作品も活用します。ALTILAN代表の永利光氏は執筆中のSF小説『POINT NEMO』(第一巻は2026年11月に電子書籍で発売予定)と連動した作品を制作し、2025年11月に「種子島宇宙芸術祭」へ出展しました。2026年も同芸術祭への出展が決まっており、表現活動を通じて宇宙に関わる人を増やす取り組みも並行して進めます。
2027年1月に浜松市内でキックオフイベントを開催
プロジェクトの始動に伴い、2027年1月22日に浜松市内でイベント「浜松から宇宙へ #4」が開催されます。現地開催とオンライン配信のハイブリッド形式で行われ、参加費は無料です。
- 日程:2027年1月22日(金)17:00〜20:00
- 会場:Co-startup Space & Community FUSE(静岡県浜松市中央区鍛冶町100-1 ザザシティ浜松中央館 B1F)
- 形式:現地開催とオンライン配信
- 主催:株式会社中部日本プラスチック、株式会社ALTILAN、Co-startup Space & Community FUSE(運営元:浜松いわた信用金庫)
- 参加費:無料
- 申込:Peatix(https://univers202701.peatix.com/)
当日は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)新事業促進部長の岩本裕之氏、株式会社博報堂の石下佳奈子氏、株式会社amulapoの松広航氏などの登壇が予定されています。
ふたつぼしプロジェクトの概要および両社の情報は以下の通りです。
プロジェクト概要
- 名称:ふたつぼしプロジェクト(通称:ふたつぼし/英字:FUTATSUBOSHI PROJECT)
- 主体:株式会社中部日本プラスチック、株式会社ALTILAN
- 内容:テザー型衛星の開発、地域企業との実証、事業開発、イベントの開催
- 開発:2027年 本格着手/2030年 打上げ目標
株式会社中部日本プラスチック
- 所在地:静岡県浜松市中央区上石田町100
- 代表者:代表取締役 雪下 真希子
- 設立:1975年
- URL:https://www.cnp.co.jp/
株式会社ALTILAN
- 所在地:静岡県浜松市中央区鍛冶町100-1 ザザシティ浜松中央館 B1F
- 代表者:代表取締役CEO 永利 光
- 設立:2024年5月1日
- URL:https://altilan.co.jp/
本記事は株式会社ALTILANおよび株式会社中部日本プラスチックの発表をもとに作成しました。
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