QQEnglish、ALT派遣の現場から見えた「うまくいく学校」の共通点を公表。派遣先の小・中・高等学校の83.3%が「担当教員との連携」を最高評価
QQEnglishのALT派遣先調査、講師への総合満足度は満足以上が100%に
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株式会社QQ Englishは、同社が外国語指導助手(ALT)を派遣している教育機関を対象に実施したアンケート調査の結果をまとめました。対象となった小・中・高等学校36校とこども園・幼稚園13園の計49校・園において、講師への総合満足度は「非常に満足」「満足」を合わせて100%となりました。あわせて同社は、ALT派遣事業を通じて見えてきたALT活用のポイントについても公表しています。
連携や工夫を高く評価、総合満足度は「満足」以上が100%
講師の勤務姿勢や授業での工夫など6項目について、最も高い評価である「すごく当てはまる」を選んだ割合を調べたところ、小・中・高等学校では「担当教員との連携」が83.3%、「授業・活動への参加を引き出す工夫」が86.1%でした。こども園・幼稚園では「子ども・教職員とのコミュニケーション」が84.6%となり、学校の72.2%を上回っています。

講師への総合満足度は、「非常に満足」「満足」を合わせて100%に達しました。複数回答による満足の理由では「講師の質」が91.8%で最多となっています。自由記述では子どもとの関係づくりや授業の工夫、担当教員との連携が挙げられ、英語指導力だけでなく現場対応全体が評価されました。学校の担当者からは、生徒からも信頼されている点や、学年やクラスの雰囲気に合わせて柔軟に授業内容の進め方を工夫している点などが寄せられています。
改善要望は運用面が中心、打ち合わせ時間に課題
一方、改善を求める意見としては講師個人に対するものではなく、学校や園との運用に関する内容が中心となりました。
具体的には、勤務・運用面において本来の学校勤務に集中できるよう勤務以外の負担への配慮や休暇取得の考え方の共有を求める声があったほか、課外活動の実施方法に関する相談、現場との打ち合わせ時間や学びを深める機会を望む声などが挙がりました。高い評価を得ている派遣先であっても、打ち合わせ時間の確保が課題として残っている状況がうかがえます。
ALT活用がうまくいく学校に見られる5つの共通点
同社によると、ALT活用の課題の多くはALTや教員個人の能力ではなく、学校の仕組みにあるとしています。発音の見本を読むだけになったり授業を丸投げされたりするのは「役割が言葉になっていない」こと、打ち合わせが直前の立ち話で終わるのは「一緒に授業をつくることが業務に位置づけられていない」ことなどが背景にあります。
ALT活用がうまくいっている学校には、以下の5つの共通点があるとしています。
- 役割が言葉で共有されている: 年度の初めに、役割分担と学校のルールを共有している
- 打ち合わせが短く、定期的: 5分でも毎週、決まった形で行っている
- ALTの強みを授業に組込んでいる: スモールトーク、スピーキングの評価、異文化の紹介など
- 授業の外にも活躍の場がある: 行事、校内放送、教員研修など
- 管理職が関わり、引き継がれる: 校内の体制とアイデア集があり、ALTが替わっても続く
課題として挙がった打ち合わせについては、5〜10分で終わる量に絞り、曜日と時間を決めて時間割の中に確保し、毎回同じシートで確認するなど、「短く」「定期的に」「型で」行うことを勧めています。

調査概要
- 内容:ALT派遣先の評価に関する調査
- 調査方法: QQEnglishのALT教師派遣を導入している学校、自治体へアンケート
- 調査対象: QQEnglishのALT派遣先である小・中・高等学校、こども園・幼稚園で、ALTと一緒に授業・活動をしている先生(小・中・高等学校は英語科の先生)
- 調査期間: 2026年9月
- 有効回答数: 有効回答数: 49件(小・中・高等学校36件、こども園・幼稚園13件)
- 調査企画: 株式会社QQ English
※割合は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。 ※自由記述は、意味を変えない範囲で一部を抜粋・要約しています。
本記事は株式会社QQ Englishの発表をもとに作成しました。文部科学省「令和5年度 英語教育実施状況調査」のデータも参照しています。
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