和風スパゲッティの元祖「壁の穴」が創業70周年、5月21日から大感謝祭
和風スパゲッティの元祖として知られる「壁の穴」が、創業70周年を記念して5月21日に大感謝祭を開催する。この日は、人気メニューの「壁の穴風ナポリタン」、「”伝説”のミートソース」、「辛子明太子と高菜のスパゲッティ」の3品を、通常価格から100円引きの550円(税込)で提供する。
「壁の穴」は1953年、東京・西新橋で「Hole in the wall」の店名でオープンした。創業者の成松孝安は、イタリア料理に精通した客の意見を取り入れながら、茹で時間などを調整していった。また、和風スパゲッティを始めとする200種類ものメニューを考案し、「和風スパゲッティの元祖」と称された。
店名の由来は、シェイクスピアの戯曲「真夏の夜の夢」に登場する言葉「Hole in the Wall(壁の穴)」から。恋人同士が壁に開いた穴を通して囁き合うシーンにちなみ、顧客との交流を大切にしたいという想いが込められている。
現在は全国に10店舗を展開し、顧客の声を取り入れながら、多彩なメニューを生み出し続けている。