宗像地区防災協会が福岡県内初のこどもユレタキャラバンを11月26日に開催へ
宗像地区防災協会は2026年11月26日(木)、宗像市立玄海東小学校で「こどもユレタキャラバン」を開催します。同プログラムの開催は福岡県内では初となります。同日の午前中には、イオンモール福津で市民向け避難訓練「避難訓練2.0」も実施される予定です。

宗像市の想定震度引き上げと減災教育の背景

福岡県が2025年に地震の被害想定を見直したことなどを踏まえ、宗像市は2026年6月に地域防災計画を改正しました。従来の計画(2025年5月版、県の2012年調査に基づく)では西山断層による市内の想定震度を5弱~6強としていましたが、新たな計画では西山断層帯が連動した場合の最大震度を7とし、揺れによる建物の全壊約1,300棟、半壊約4,100棟を想定しています。

こうした被害想定の共有状況に関して、NPO法人減災教育普及協会と日本大学が12都府県の保育・教育者2,577名を対象に実施した共同研究では、地域で想定される災害や被害について「知らなかった」が60%、「想像していたものと異なっていた」が25%と、合わせて85%に上り、被害想定が教育現場に共有され訓練に反映される接続面に課題があることが指摘されています。

地震体験マットを活用した「こどもユレタキャラバン」
「こどもユレタキャラバン」は、地域の被害想定を基に、子どもたちが身の回りの危険を予測し、状況に応じて判断・行動する力を育成することを目的とした減災教育プログラムです。
当日は、どこでも地震体験マット『YURETA』を活用し、地域の被害想定と結びつけた揺れを体験します。これにより、その場所で何が危険になるかに気づき、危険の少ない行動を考える想定地震体験を行います。同プログラムは徳島県でも、2026年4月に県と同NPOが連携協力協定を締結したのち、地域住民による「徳島ゆらし隊」が展開するなど各地に広がっています。
開催概要
当日の開催スケジュールおよび関係団体の概要は以下の通りです。
- 開催日:2026年11月26日(木)
- 第1部|市民向け避難訓練のアップデート「避難訓練2.0」
- 時間:10:30〜11:30
- 会場:イオンモール福津 1階ノースコート(福岡県福津市日蒔野6-16-1)
- 対象:一般市民
- 第2部|こどもユレタキャラバン
- 時間:13:25〜14:20
- 会場:宗像市立玄海東小学校 体育館(福岡県宗像市田野1382)
- 内容:小学生を対象とした減災教育プログラム
- 主催:宗像地区防災協会
- 講師:江夏猛史(NPO法人減災教育普及協会 理事長、日本大学危機管理学研究所 研究協力員)
本記事は宗像地区防災協会の発表をもとに作成しました。
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