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【共同調査】耳鼻咽喉科に関する認知度について、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会とメディカルノートが3回目となる共同調査を実施

耳鼻咽喉科の認知度調査で甲状腺がんや首の腫れの認識が改善 日耳鼻とメディカルノート

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一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会と株式会社メディカルノートは、一般市民を対象とした「耳鼻咽喉科・頭頸部外科に関する認知度調査(第3回)」を共同で実施しました。調査データを過去2回と比較したところ、重要疾患の認知度において約10ポイント前後の改善が確認された一方、特定の自覚症状が耳鼻咽喉科・頭頸部外科の専門領域であるという理解には依然として症状別にばらつきが見られました。今回の分析からは、病名などの知識を広めるだけでなく初期受診行動に結びつけるための情報発信の重要性が示唆されています。

自覚症状や対応可能な「がん」の認知状況

耳鼻咽喉科で治療ができると思われる症状を尋ねたところ、「顔の動きが悪くなった(顔面神経麻痺)」と回答したのは22.0%にとどまりました。一方で「首が腫れた」は46.0%、「声が出しづらくなった」は86.0%となり、過去の調査と比べて向上傾向が見られます。「のどが痛い」は95.0%、「舌が腫れた」は51.0%、「めまいがする」は50.0%でした。

検査や治療ができるがんについては、舌がんが66.5%、甲状腺がんは37.5%でした。甲状腺がんの認知度は第2回の26.0%から改善しています。咽頭がん(97.5%)や喉頭がん(93.5%)は高い水準を維持し、上顎がんは59.5%でした。

症状とがんの認知を照合した分析では、「舌が腫れた」を選んだ人(102名)のうち舌がんを同科で治療できると知っていた人は94名(92.2%)だったのに対し、選ばなかった人(98名)では39名(39.8%)にとどまりました。同様に、「首が腫れた」を選んだ人(92名)の50.0%(46名)が甲状腺がんの治療可能性を認識していた一方、選ばなかった人(108名)では26.9%(29名)でした。

治療できる病気の認知度と学会名変更への受け止め

治療できる病気についての設問では、花粉症(92.5%)、慢性副鼻腔(びくう)炎(蓄膿〈ちくのう〉症)(97.0%)、中耳炎(96.0%)、扁桃(へんとう)炎(90.0%)などで理解度が高い結果となりました。顔面神経麻痺は30.5%と過去調査から改善したものの低い水準にとどまり、睡眠時無呼吸症候群(47.5%)やメニエール病(62.5%)も継続的な啓発が必要な疾患として挙げられています。

日本耳鼻咽喉科学会が「日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会」に名称変更したことへの印象については、「口やのど、首の病気で耳鼻咽喉科を受診しやすくなる」が109名(54.5%)で最多となりました。「耳鼻咽喉科の診療がよりわかりやすくなった」は96名(48.0%)でした。「頭頸部外科の名称は、まだ理解しにくい」とした人は63名(31.5%)となり、前回の36.5%から減少しました。

調査概要

第3回調査の概要は以下の通りです。

  • 調査日:2026年7月7日(トラッキング調査)
  • 調査パネル:「Medical Note」の会員
  • 回収方法:インターネット調査
  • 回答条件:18歳以上、非医療従事者
  • 取得した有効回答数:200

本記事は一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会および株式会社メディカルノートの発表をもとに作成しました。

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