サラヤのヤシノミ洗剤詰替、紙パック容器で国内初のプラスチック使用製品設計認定取得
大阪に本社を置くサラヤ株式会社(代表取締役社長:更家悠介)の「ヤシノミ洗剤 1400mL 詰替」が、2026年9月30日付で経済産業省より「プラスチック使用製品設計認定」を取得した。同認定制度において紙パック容器としての認定は国内初(環境省公表のプラスチック使用製品設計 認定製品一覧(2026年9月30日時点)に基づく)となる。従来のパウチから紙パック容器へ転換したことで、プラスチック使用量を34%削減した。
本製品は、従来の「ヤシノミ洗剤 1500mL 詰替パウチ」から紙パック容器へ転換することにより、プラスチック使用量を34%削減した。容器の主要部分に適切に管理された森林などに由来するFSC認証紙を採用することで、石油由来プラスチックの使用量を抑え、環境負荷の低減に貢献するとしている。
また、紙パック容器が自立する形状となっているため、詰替時にも安定して注ぎやすい設計となっている。収納時にすっきりと収まるほか、使用後はたたんでコンパクトに廃棄できるなど、日常の扱いやすさにも配慮されている。
「プラスチック使用製品設計認定制度」は、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラスチック資源循環促進法)」に基づき、プラスチック使用製品の設計について国が定める指針に適合し、特に優れた設計であると認められる製品を認定する制度である。
プラスチック使用量の削減や代替素材の活用、リサイクルへの配慮といった資源循環の促進に資する製品設計を評価し、持続可能なものづくりの推進を目的としている。
認定の概要
今回認定された製品の概要は以下の通りである。
- 認定製品:ヤシノミ洗剤 1400mL 詰替
- 認定年月日:2026年9月30日
- 認定番号:PLA000051
- 認定者:経済産業大臣
- 製品分野:家庭用洗浄剤容器
- 製品用途:台所用洗剤(ボトル等容器)
- 関連URL(プラスチック資源循環総合サイト):https://plastic-circulation.env.go.jp/
50年以上続くヤシノミ洗剤の環境保全への取り組み
1971年に誕生した「ヤシノミ洗剤」は、ヤシの実由来の洗浄成分を使用した無香料・無着色の食器用洗剤で、50年以上続くロングセラーブランドとなっている。サラヤは1982年に業界に先駆けて台所用洗剤の詰替えパックを発売するなど、プラスチック使用量の削減に取り組んできた。
2004年からは原料のひとつであるパーム油の生産地であるマレーシア・ボルネオ島の環境保全活動を開始した。対象商品の売上(メーカー出荷額)の1%を活用し、野生動物の救出活動や熱帯雨林を再生して野生生物の生息域となる「緑の回廊」を実現する活動を続けている。さらに、パーム油・パーム核油を使用する国内家庭用製品において、RSPO認証を100%取得している。
同社は今後も容器包装の素材や設計における環境負荷低減を追求し、環境配慮型製品の開発を推進するとしている。
本記事はサラヤ株式会社の発表をもとに作成。

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