AI時代の高度化する脅威を見据えた、セキュリティインテリジェンスサービスを発表[アースパビリオ]
アースパビリオ、新セキュリティインテリジェンスサービス「EPSI」事業構想を発表 CATEGORY: ビジネス

株式会社アースパビリオは、企業の情報システムや業務環境に潜むリスクを多角的に調査・解析する新サービス「EARTH PAVILIO SECURITY INTELLIGENCE(EPSI)」の事業構想を発表した。生成AIの普及に伴う新たな脅威や機密情報の漏洩、不正アクセスといった高度化するサイバーリスクへの対応を見据えたものだ。金融分野で培ったリスク管理の知見をもとに、情報漏洩の未然防止や経営判断、継続的なリスク管理の支援を目指す。
複合化するIT環境と事業構想の背景

デジタル化の進展やクラウドサービス、生成AIの業務利用などにより、企業が管理すべき情報資産やシステム構成は複雑さを増している。アクセス権限の設定や外部サービスとの接続といった要素は、単独では重大に見えなくても、複数重なることで企業活動へ深刻な影響を与える可能性がある。
十数年にわたり金融分野の情報セキュリティやシステムリスク管理に携わってきた同社は、個別の脅威への対処だけでなく、業務や組織、システム全体の関係性を理解して潜在的な問題を早期に捉えることが重要だとしている。これまでに培った専門的知見を体系化し、AI時代における脅威への対応も見据えながら、幅広い企業のリスク対策高度化に応用することを目指している。
EPSIでは、金融分野の実務経験を基盤とした独自のアプローチにより、技術的な課題と業務への影響を関連付けてリスクを評価する。主なサービス構成として以下の項目が挙げられている。
- 潜在的なセキュリティリスクの調査・発見:情報システム、アクセス権限、認証設定、情報資産管理、外部委託先との接続状況などを調査し、組織やシステムを横断する潜在的なリスクの発見に取り組む。
- 複合的なリスクの相関分析:複数のシステムや業務にまたがるリスクの関連性を分析し、対応すべき課題の優先順位を明確にする。
- 金融分野の実務知見に基づく独自評価モデル:内部統制やコンプライアンスなどの経験をもとに、組織的な管理体制や事業継続性を総合的に評価する独自モデルを整備する。
- 「セキュリティインテリジェンス評価レポート」:調査・解析結果をまとめ、潜在的リスクや想定される影響、改善の優先順位を整理したレポートを提供する。
- 継続的なセキュリティリスク分析:環境変化に応じた新たなリスクや改善状況を継続的に評価し、中長期的な管理を支援する。
- 評価結果の対外的な情報開示:企業の同意に基づき、公開に適した情報を一般向けレポートとして発信し、取り組みを客観的に可視化する仕組みの構築を目指す。
評価結果の対外開示と今後の展望

本サービスでは、社内のリスク管理支援にとどまらず、企業の同意を前提として機密情報や具体的な脆弱性を除いた評価結果の一部を対外的に公表できる仕組みを設ける。これにより、取引先や顧客、投資家に対して自社のセキュリティへの取り組みや成熟度を客観的に示し、社会的信頼の向上に寄与する枠組みを目指すとしている。公表にあたっては、機密情報の保護に配慮しつつ、客観性と独立性を確保する方針だ。
今後は、情報資産管理やアクセス権限、外部委託先管理などの重要領域を中心に評価手法の精緻化と分析機能の高度化を推進し、製造業、流通業、サービス業、IT関連企業など多様な業種への展開を図る。将来的には、評価情報を蓄積・提供して企業間の信頼形成や経営判断に活用できる新たな情報基盤への発展も視野に入れている。
株式会社アースパビリオについて
- 会社名:株式会社アースパビリオ
- 事業内容:IT・DX戦略、サイバーセキュリティ、リスクマネジメント、関連事業の企画・開発
- 設立:2013年11月
- 企業HP:https://earth-pavilio.co.jp/
本記事は株式会社アースパビリオの発表をもとに作成。
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