NE、AI時代のエージェンティック・コマースを見据え、実店舗間の在庫移動をネクストエンジンの在庫に反映する「実店舗間移動アプリ」を提供開始
NEがネクストエンジン向けに実店舗間移動アプリを提供開始
CATEGORY: ビジネス
NE株式会社は2026年10月19日、SaaS型ECバックエンドシステム「ネクストエンジン」向けに、新アプリ「実店舗間移動アプリ」の提供を開始しました。本アプリは、倉庫や実店舗といった拠点間の在庫移動を伝票として起票し、出庫と入庫のデータをシステム上の在庫へ直接反映して履歴を残す仕組みを備えています。
開発の背景と実店舗運営における在庫管理の課題
NE株式会社は、ライフスタイルショップ「ロカルコストア」(https://www.realjapanstore.com/)を展開し、EC販売に加えて期間限定のポップアップストアやショールームを運営しています。こうした複数拠点を運用するなかで、従来は拠点ごとの在庫を表計算ソフトで個別に管理し、移動実績を手入力していたため、入力漏れや月末在庫への未反映といった問題が生じていました。
ネクストエンジンの標準機能における拠点間移動はCSVで在庫数を書き換える仕様となっており、移動履歴の保存や拠点別の月末在庫金額の把握が困難でした。また、同システムは2026年5月のAPI刷新と6月のMCPサーバー実装を通じてAIエージェントへのデータ連携を進めていますが、実店舗の在庫移動が反映されない状態ではAIが参照するデータと実態が食い違うリスクがありました。同社は自社の店舗運営で生じたこれらの課題を解決するため、外部事業者向けにもアプリとして提供することを決めました。
本アプリは、ネクストエンジンの拠点管理機能を活用し、実店舗間の在庫移動に関する出入庫処理と履歴管理を可能にします。
主な機能は以下の通りです。
- 拠点別の在庫の確認
- 移動伝票の作成と出庫の確定
- 入庫の検品と移動先の在庫への反映
- 移動履歴の確認
- 月末時点の拠点別在庫金額の記録
- 店舗での販売実績と、販売以外の出庫の反映
ネクストエンジンを利用している企業が対象となり、料金は購入した月とその翌月が無料で、翌々月から月額9,800円(税抜)となります。詳細情報は専用ページ(https://base.next-engine.org/apps/8759/detail/)で公開されています。
今後の取り組み
同社は、Vision「Commerce OS for the Agent Era」の実現に向け、在庫や商品の情報を一次情報として正しく保つ方針を掲げています。AIエージェントによる自動購入が想定される環境下において、取引の前提となる在庫データの精度を実店舗やショールーム領域まで広げて担保していく方針です。
ネクストエンジンは、受注、発注、仕入、在庫管理、商品情報管理、分析といったネットショップのバックヤード業務を一元化するSaaS型ECバックエンドシステムです。
- 対応モール数:50以上
- 契約社数:6,700社超
- サービスURL:https://next-engine.net
NE株式会社の会社概要は以下の通りです。
- 会社名:NE株式会社
- 代表取締役社長CEO:比護 則良
- 本社所在地:神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目2-3 EPIC TOWER SHIN YOKOHAMA 16階
- 設立:2022年5月2日
- 上場市場:東京証券取引所 グロース市場(証券コード:441A)
- 資本金:275,956千円(2026年4月30日現在)
- 事業内容:EC支援・SaaS事業、コンサルティング事業、コマーステック事業
- 企業サイト:https://ne-inc.jp
本記事はNE株式会社の発表をもとに作成しました。
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