安田不動産、英ロンドン・サザーク地区の学生専用住宅開発用地を取得
安田不動産株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:安田 守)は2026年10月7日、シンガポールの大手不動産デベロッパーであるFar East Organizationのグループ会社、Far East Orchard Limited(所在地:シンガポール、Group CEO:Alan Tang)が組成する英国学生専用住宅(Purpose Built Student Accommodation:以下、「PBSA」)開発ファンドを通じて、英国ロンドン・サザーク地区における開発用地を取得した。本件は同ファンドにおける3件目のプロジェクトであり、ロンドンでは初となる開発事業となる。今回の取得により、英国主要3都市における開発ポートフォリオは合計956ベッドへ拡大した。
投資案件への資金配分が完了し3都市へ拡大
本件の取得により、ファンド組成時に計画された投資案件への資金配分が完了した。本ファンドの開発ポートフォリオは、ロンドン、マンチェスター及びグラスゴーの英国主要3都市において、合計956ベッドへと拡大している。
背景にある学生住宅の供給不足
英国は世界的に評価の高い大学を多数擁し、国内外から多くの学生を惹きつける世界有数の高等教育市場となっている。一方で、建設コストの上昇や開発規制の厳格化などを背景として学生住宅の供給不足が継続しており、特にロンドンでは学生数の増加に対して十分な供給が追いついていない状況が続いている。こうした需給環境を背景に、PBSA市場には今後も堅調な需要が見込まれている。
本プロジェクトは、ロンドン中心部(Zone 1)のサザーク地区に位置し、444ベッドのPBSA棟および8戸のキーワーカー向け住宅棟(医療・教育等の公共性の高い職業従事者向け住宅)の開発を予定している。
計画地はKing’s College Londonまで徒歩7分のほか、複数の大学へのアクセスに優れている。また、Borough駅から徒歩4分、Elephant & Castle駅から徒歩8分と利便性の高い立地となっている。
開発にあたっては、英国の建築物環境性能評価制度「BREEAM」における最高評価「Outstanding」の取得を目指すとともに、共用ラウンジやウェルビーイング施設など、多様なアメニティを備えた高品質な学生住宅の開発を推進する方針だ。
安田不動産株式会社は、英国PBSA市場において豊富な実績を有するFar East Orchard Limitedとのパートナーシップのもと、高品質な学生住宅の継続的な供給を通じて住環境向上や供給不足という社会課題の解決に貢献し、ファンドの運用成果の最大化を目指すとしている。また、本事業を通じて海外不動産事業に関する知見を拡充し、グローバル市場での事業機会の獲得を積極的に推進する姿勢を示している。
- 計画地: 325 Borough High Street, ロンドン
- 用途: 学生専用住宅及びキーワーカー向け住宅
- ベッド数: 444ベッド(学生専用住宅)
- 戸数: 8戸(キーワーカー向け住宅)
- 竣工予定: 2029年
※本概要は現行の計画に基づくもので、今後変更の可能性があります。
本記事は安田不動産株式会社の発表をもとに作成
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



