五木寛之の最新エッセイ集時には大河の流れにさからってが2026年10月19日発売へ
作家の五木寛之氏による最新エッセイ集『時には大河の流れにさからって』が、2026年10月19日に発売されます。新潮新書からの刊行となります。
本書は、戦争により混沌とする世界や、AIの進化とともに変化する時代を背景に、著者が日々の思いを綴った33話のエッセイを収録した一冊です。
激変する時代に向き合う33篇のエッセイ
本作では、戦争によって混沌とする世界や、AIの進化とともに異様なスピードで変わりゆく厄介な時代を生き抜くための視点が提示されています。人生の最終時刻に接近した人間が、なぜ少しでも長く生きようとするのかという問いをはじめ、来し方行く末への思いが全33話にわたって収められています。
著者の五木寛之氏は本文の中で、「いまは人生の残り時間が、カチカチと音をたてて経過していくのを、日々、聴きながら生きているような実感がある。そして、それはそれで、決して悪くない日常なのであることに驚く」と心境を明かしています。
本書の構成と目次
本書は6つの章立てで構成され、日常の雑感から昭和の記憶、高齢期の生き方、AIをめぐる考察まで多岐にわたるテーマが取り上げられています。
- 九十代、日々のよしなしごと(生きることの難しさ、片づけた後に、語りつくされた後に、世に妄想の種は尽きまじ、言葉の世界の片隅から)
- 忘れ得ぬ人と光景(サヨナラの季節、昭和文壇の残影、歌謡曲だけが昭和じゃない、夜更けのコーヒーの歌、動物たちが好き、年の暮れに思い出すひと、時代の歌と、歌の時代)
- 養生と運のあいだで(健康妄想の秋、歳はとるものである、杖をめぐっての考察、高齢者の生きる道、私の非科学的推察とは、ふたたびの春)
- 日本人について思うこと(着るものについて、高齢化の明日へ向けて、人を見たら泥棒と思え、AI時代の〝名人〟、人それぞれの隠し味)
- AIの時代、未来への予感(携帯という怪物、半世紀むかしのコンピューター談義、ふたたびAIについて、退屈な平和と劇的な戦争、倍速の時代に、ガラケー哀歌)
- 人生の最終時刻に近づいて(前のめりの世の中で、高齢社会への覚悟、何かのために生きる、のではなく、書くことと、語ることと)
著者紹介
著者の五木寛之(いつき・ひろゆき)氏は、1932(昭和7)年福岡県生まれの作家です。早稲田大学露文科中退後、編集者などを経て『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、『青春の門 筑豊篇』他で吉川英治文学賞、『親鸞』で毎日出版文化賞を受賞しました。『他力』『忘れ得ぬ人 忘れ得ぬ言葉』『大河の一滴 最終章』など多数の著書があります。

書籍情報
- タイトル:時には大河の流れにさからって
- 著者名:五木寛之
- 発売日:2026年10月19日
- 造本:新潮新書/新書版ソフトカバー
- 定価:990円
- ISBN:978-4-10-611139-6
- URL:https://www.shinchosha.co.jp/book/611139/
本記事は株式会社新潮社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



