カナデン、米RSYNQに200万米ドルを出資 フィジカルAI基盤の国内展開を推進
株式会社カナデンは、米国のフィジカルAIインフラストラクチャ企業であるRSYNQ Corporationに対し、200万米ドルの戦略的出資を実施した。両社はRSYNQが開発する「Semantic Intent Protocol(SIP)」の日本市場における事業展開を加速させる。ロボティクスや産業オートメーションなどの領域で商用展開を共同で推進していく方針だ。
デジタル上の知能であるAIを、ロボットや機械などの現実世界の行動へ結び付けるフィジカルAIの領域において、機器ごとに独自のインターフェースが存在することが導入コストや開発期間の課題となっている。複数メーカーのシステム統合には個別開発が必要となるケースが多い。
RSYNQは、異なるメーカーのAIシステムやロボット、センサーなどを共通のフレームワークで連携させるオーケストレーション/コレオグラフィ・レイヤーを開発している。SIPはAIが生成する高次の意図を個々のデバイスが実行可能な具体的動作へ変換するミドルウェア基盤であり、今回の出資を通じて研究開発や事業基盤の構築をさらに進めるとしている。
日本市場における商用展開とパートナーシップ

日本はロボティクスや産業オートメーション分野で強みを持つ一方、労働力不足などを背景に高度な自動化や省人化への需要が見込まれている。
東京都中央区に本社を置き代表取締役を務める守屋 太氏率いるカナデンは、FAシステムやビル設備、半導体・デバイスなどの幅広い分野で事業基盤を築いてきた。米国 カリフォルニア州に拠点を置きCEOをAlexander Mecl氏が務めるRSYNQの技術と、カナデンの基盤を組み合わせ、日本企業に向けた実証実験や商用導入を共同で推進する。
自動化市場では複数メーカーの機器が混在するマルチベンダー環境が一般的になると両社は想定している。SIPは共通のレイヤーを介することで、製造、物流、農業、モビリティ、スマートインフラなど幅広い領域でのシステム連携を目指す。両社は2026年第4四半期より、日本市場での共同事業活動を本格的に展開する予定としている。
企業概要と問い合わせ先
RSYNQ Corporationの概要および本件の問い合わせ先は以下の通り。
- 企業名: RSYNQ Corporation
- 所在地: 米国 カリフォルニア州
- CEO: Alexander Mecl
- 事業内容: Semantic Intent Protocol(SIP)をはじめとするフィジカルAIインフラストラクチャの開発
本件に関する問い合わせ先:
- 窓口: 株式会社カナデン 管理本部 総務部
- 住所: 東京都中央区晴海1丁目8番12号トリトンスクエアZ棟
- TEL: 03-6747-8800
- Mail: info-pr-ir@kanaden.co.jp
本記事は株式会社カナデンの発表をもとに作成。
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