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リヴァイとPolyscape、エンタメ企業の生成AI活用支援でパートナーシップ開始

株式会社クリーク・アンド・リバー社の子会社でAI・DX分野を手掛けるリヴァイ株式会社は、株式会社Polyscapeとゲーム・IPをはじめとするエンターテインメント企業の生成AI活用支援を目的としたパートナーシップを開始します。両社が持つ開発知見やコンサルティングノウハウを組み合わせ、構想策定からAIエージェントの実装、運用定着までを一貫して支援する体制を整えます。クリエイターが企画や表現などの創造性の高い業務に集中できる環境の実現を目指します。

提携の背景とエンターテインメント業界の課題

ゲーム業界では、AAAタイトルの開発費が5年前の平均5,000万~1.5億ドルから2億ドル超へ高騰する一方でゲーム自体が売れにくくなっている共通認識があり、AI活用によるコスト圧縮が経営課題となっています。一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会の調査では、商業ゲーム開発者の8割超が生成AIを利用している実態が明らかになったものの、AI生成物には人の確認や監修を必須とするなど、品質面の担保を前提とした運用が基本となっています。

また、長期間展開されるIPでは設定や世界観との不整合を防ぐ品質管理が欠かせず、汎用的な生成AIの導入だけでは確認や修正の負担が増える場合もあります。加えて、一部の担当者のみの利用にとどまりチーム全体に定着しないケースもあることから、業務選定やレビュー体制、改善サイクルを一体として設計する必要性が生じています。

4つのフェーズを通じた一貫支援体制

今回のパートナーシップでは、各企業の課題や活用状況に合わせて4段階の工程で支援を進めます。

フェーズ1の「現状把握~課題特定~導入構想」では、対象業務やルールを確認し、目的と優先順位を整理して導入構想と実行計画を策定します。フェーズ2の「PoC~評価材料の整理」では、対象業務を限定した検証を行い、出力品質や工数を評価したうえでAIエージェントの設計や開発環境を構築します。

フェーズ3の「本番開発~利用者研修~ガバナンス設計」では、技術導入と並行して研修を行い、著作権や機密情報、承認手順などを整理したガバナンス体制を設計します。フェーズ4の「導入~運用~改善」では、利用状況や出力品質を継続測定し、フィードバックをもとに運用ルールや研修内容を改善することで、組織基盤としての定着を図ります。

想定される支援領域と両社の役割分担

本取り組みでは、ゲームQAやゲームバランス調整、マスタ整合性チェック、ゲームプロトタイプ作成、ゲーム法務チェック、カスタマーサポート、ゲーム運用、ゲームマーケティング、自社保有IPの監修といった領域での支援を想定しています。

業務の分担として、代表取締役CEOの脇 康平氏が率いるリヴァイ株式会社は、導入方針の策定、利用者研修、社内ガイドラインや確認体制の設計、効果分析など導入構想からガバナンス、現場定着を中心に担当します。

代表取締役の島田 寛基氏が率いる株式会社Polyscapeは、自社インディーゲーム「MISTROGUE」や「NAMAKORIUM」の開発実績、AI自動ゲームQAソリューション「PolyQA」などの知見を生かし、AIエージェントの設計・開発やシステム連携、技術運用などの実装面を中心に対応します。顧客へのヒアリングやPoC評価、運用改善などは両社共同で実施します。

リヴァイの脇代表取締役CEOは、現場で安全に使いこなし成果につなげる設計が重要であるとし、両社の知見を掛け合わせてクリエイターが創造性の高い仕事に集中できる環境を実現したいと述べています。またPolyscapeの島田代表取締役は、業界固有の業務や品質基準への深い理解が欠かせないと指摘し、ゲーム・エンタメ業界におけるAI活用を盛り上げていきたいとの見解を示しています。

参画企業の概要

  • 株式会社Polyscape
  • 設立:2022年2月
  • 代表者:代表取締役 島田 寛基
  • 本社:東京都港区三田二丁目14番5号 フロイントゥ三田504号室
  • 事業内容:ゲーム・ソフトウェアの企画・開発・販売
  • URL:https://polyscape.io
  • リヴァイ株式会社
  • 設立:2023年5月
  • 代表者:代表取締役CEO 脇 康平
  • 本社:東京都港区新橋四丁目1番1号 新虎通りCORE
  • 事業内容:企業向けAIコンサルティング、生成AIの受託開発、AI人材の派遣・紹介・プロシェアリング、AI研修、メディア運
  • URL:https://corp.livai.jp/
  • 株式会社クリーク・アンド・リバー社
  • 設立:1990年3月
  • 代表者:代表取締役社長 黒崎 淳
  • 本社:東京都港区新橋四丁目1番1号 新虎通りCORE
  • 事業内容:プロフェッショナルに特化したエージェンシー事業、プロデュース事業、ライツマネジメント事業を展開
  • URL:https://www.cri.co.jp

本記事は株式会社クリーク・アンド・リバー社の発表をもとに作成されています。

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