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オティコン・メディカルがPLM基盤にAras Innovatorを採用

骨導聴覚ソリューションを手がけるオティコン・メディカル(Oticon Medical)が、新たなPLMソリューションとして「Aras Innovator®」を採用しました。米国マサチューセッツ州に本社を置くArasが発表しました。製品情報の管理と追跡に高い制御性とトレーサビリティをもたらすデジタル基盤を構築し、医療機器業界における厳格な規制要件への対応を図ります。

導入の背景と選定理由

オティコン・メディカルは、皮下に埋め込むインプラントと磁石で保持するサウンドプロセッサーを組み合わせた能動経皮型聴覚システム「Sentio™ システム」をはじめ、骨導聴覚の製品ポートフォリオ拡充を進めています。複雑化する製品およびライフサイクルデータをより効果的に管理するため、SaaSベースの新しいPLM環境の構築に着手しました。

医療機器業界における実績が評価され、従来のドキュメント管理およびPLMシステムに代わるソリューションとして選定されたのがArasです。Aras Medical Device Acceleratorは、設計管理、リスクマネジメント、品質プロセスに関する組み込み型の機能を提供し、規制コンプライアンスを日常の製品開発に組み込むことで監査対応力を強化します。

オティコン・メディカルのプロダクトケア ディレクターであるクリスター・ヨハンソン氏は、製品データの管理方法は効率的な業務運営と規制対応を支える基盤であるとした上で、Aras Innovatorにより情報の「一貫性と信頼性を高め、より製品中心の業務プロセスへの移行を実現できます」とコメントしています。

業務プロセス統合と今後の展開

Aras Innovatorは、オティコン・メディカルのエンタープライズ環境全体で製品情報を接続し、システム間の手作業による受け渡しを減らしてデータの一貫性を向上させます。また、製品変更とライフサイクル全体への影響の可視性を高め、変更管理や部門横断的な連携を強化します。

導入に伴い、レガシーシステムから関連する製品データとドキュメントをAras Innovatorへ移行し、過去の情報へのアクセスを維持しながら従来システムの廃止を進める方針です。

ArasのCEOであるレオン・ローリセン氏は、医療機器メーカーにおけるPLMについて、データ管理にとどまらず高度に規制された製品を市場に届けるための構造構築が重要であると指摘しています。

初期導入においては、ドキュメント管理、変更管理、製品開発に重点が置かれます。オティコン・メディカルは今後、組織全体のより多くの基幹プロセスの支援と接続に向け、Aras Innovatorの利用を拡大していく計画です。

企業概要

Aras

  • CEO:レオン・ローリセン
  • 本社:米国マサチューセッツ州
  • 日本法人:アラスジャパン合同会社(本社:東京都千代田区、日本法人社長:久次昌彦)
  • 事業内容:製品ライフサイクルマネジメント(PLM)とエンジニアリング AI 向けのデジタルスレッド・プラットフォームを提供
  • 主要顧客:川崎重工業、クボタ、デンソー、日産自動車、富士フイルム、三菱重工業、村田製作所、ルネサス エレクトロニクス、Airbus、Audi、Microsoft 等
  • 公式サイト:https://www.aras.com/ja

  • 事業内容:埋込型聴覚ソリューションの開発・提供

本記事はArasの発表をもとに作成されています。

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