OrcaRouterがDeepSeek V4.1 Flashの無料版を提供開始
東京都千代田区に本社を置くFlashLabs株式会社は、米国のAI研究機関Continuum AIが開発し、同社が日本市場向けに独占提供するAI推論ゲートウェイ「OrcaRouter」において、「DeepSeek V4.1 Flash」の無料版「V4.1 Flash Free」の提供を開始したことを2026年10月18日に発表しました。
このモデルは、一度に最大100万トークンの長文と画像をまとめて読み込むことができ、1回の応答で最大38万4,000トークンを生成できる機能を備えています。カード登録やサブスクリプションが不要で、OpenAI互換のAPIから利用できます。
V4.1 Flash Freeの仕様と機能
「V4.1 Flash Free」は、DeepSeekの新世代アーキテクチャのモデル「DeepSeek V4.1 Flash」を無料ティアで提供するものです。テキストと画像の入力に対応し、出力はテキスト形式となっています。推論の努力レベルをlow/high/maxから選択可能な思考モードと、非思考モードの両方に対応します。さらに、外部ツールを利用するツール呼び出しやJSON形式での出力といった機能も備えており、AIエージェントの開発や検証に利用できます。
料金は1トークンあたり0円でレート制限が適用され、回転式の無料モデルラインアップに含まれる限り$0で利用できます。OrcaRouterのモデルページ(deepseek/deepseek-v4.1-flash-free)のエンドポイント(/v1/chat/completions)を呼び出す形で使用します。
無料モデル提供の背景と利用手順
LLM APIの利用コストは、AIエージェントを本番運用する企業にとって重要な経営課題となっています。OrcaRouterでは新モデルの登場に応じて無料モデルのラインアップを入れ替えており、過去にはDeepSeek V4 Pro/V4 Flashの無料提供なども行われました。無料モデルはカウントダウン式の試用期間やクレジットカードの登録なしで利用可能です。
利用にあたっては、まずOrcaRouterのサイトでGitHub連携によりアカウントを作成し、管理画面からAPIキーを発行したうえで、OpenAI互換エンドポイントからモデルを呼び出します。なお、無料モデルの利用には実績のあるGitHubアカウントの連携、またはワークスペースでの有料購入実績が必要です。
OrcaRouterの概要
OrcaRouterは、AIモデルへのアクセスを1つにまとめる中継サービスです。OpenAI互換のAPIを備えており、Anthropic、OpenAI、Google Gemini、DeepSeek、Grok、Qwenなど200以上のLLM・生成AIモデルを単一のゲートウェイから利用できます。直近では、GPT-6.1 Sol、Claude Sonnet 5.5、Gemini 3.8 Flash、Grok 4.6、DeepSeek-V4.1-Flashなどの最新モデルがカタログに追加されています。
代表取締役を細井洋一が務めるFlashLabs株式会社は、OrcaRouterの無料モデルラインアップの拡充と、AIエージェント開発の生産性向上・コスト最適化を今後も支援していく方針を示しています。
会社概要
FlashLabs株式会社
- 本社所在地:東京都千代田区一番町10番8号
- 代表取締役:細井洋一
- 設立:2023年7月
- 事業内容:AI応用研究所(Human-AI Hybridで営業・CXの自動化・自律化。OSS音声モデルChromaの開発元)
- URL:https://www.flashlabs.ai/
Continuum AI
- 概要:「次の10年の知能システムを支える基盤インフラを開発する研究機関(米国)」
- 事業内容:OrcaRouterの開発・提供
- URL:https://www.continuum01.ai/
本記事はFlashLabs株式会社の発表をもとに作成されています。
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