マイケル・コースとWFP、スリランカの学校給食支援の成果を発表
マイケル・コースは2026年10月、飢餓撲滅を目指す取り組み「Watch Hunger Stop(ウォッチ・ハンガー・ストップ)」を通じ、国連世界食糧計画(WFP)とともにスリランカで進めてきた支援活動の具体的な成果を発表しました。スリランカへの重点的な支援は今年で3年目を迎え、現地の学校インフラ改修や農家への支援が行われています。
マイケル・コースはこれまでに10校の学校を改修し、省エネルギー型の厨房設備や調理器具、ソーラーパネルの整備を完了しました。今後1年間でさらに20校の改修が完了する予定です。

また、8つの地区にて1,500人の地元農家や学校給食事業者に対し、野菜や卵の供給量を増やすための支援や必要な道具を提供しました。これにより25万人の児童・生徒へ栄養価の高い学校給食の提供が可能となったほか、今後1年間で2つの追加地区の農家や学校給食事業者にも資金援助を行う予定です。
これらの取り組みを通じ、2027年末までにWFPがスリランカで提供する地元産食材を用いた学校給食は、累計1,600万食以上に達する見込みです。
現地事業者の自立と生計向上
この支援プログラムは、地元農家や学校給食事業者の生計向上にもつながっています。キリノッチ地区のナガラジャ・ティラゲスワリ(Nagaraja Thilageswari)さんは、給水ポンプや灌漑設備、種子の支援を活用して野菜を栽培し、毎日300人以上の子供たちに食事を提供しています。かつて専業主婦だったティラゲスワリさんは、自身の農場経営や家禽の飼育を行い、他の女性や農業従事者を雇用するに至っています。

アヌラーダプラ地区のインドラニ・クスマラタ(Indrani Kusumalatha)さんは、ひな鳥や飼料、園芸用具などの支援を受けて養鶏場と家庭菜園を立ち上げ、マハ・ミーガスウェワの学校で40人の子供たちに食事を用意しています。クスマラタさんは「これを単なる仕事だと思ったことは一度もありません。私にとっては、自分の子供たちのために愛情を込めて食事を作ることと同じように感じています」と語っています。
マイケル・コースは、WFPとともに取り組んできた成果について「それがスリランカの多くの女性や子どもたちの生活に与えてきた、そしてこれからも与え続けるであろう影響を目の当たりにできることは、本当に素晴らしいことです」とコメントしています。
2026年の「ウォッチ・ハンガー・ストップ」キャンペーンでは、アーティストのクリスティーナ・ジンペルが起用され、スペシャルエディションのトートバッグ向けにオリジナルイラストが制作されました。
トートバッグは100%リサイクルコットンを使用しており、全国のマイケル・コースストアおよびマイケル・コース 公式オンラインストアで販売されています。販売による利益の全額がWFPに寄付されます。
あわせてマイケル・コースは、2027年9月30日までにWFPに対し、最低100万米ドルの寄付を行うことを約束しています。集まった資金はすべて米国の501(c)(3)認定慈善団体「WFP USA」に寄付されます。なお、WFPはいかなる製品やサービスも推奨していません。
取り組みの背景
- ウォッチ・ハンガー・ストップ:2013年に設立。「飢餓ゼロ」の世界実現に向けて資金調達と啓発活動を実施。集まった資金はWFPの学校給食プログラムの支援に充てられる。マイケル・コースは2015年にWFP親善大使に任命され、2016年にWFP USAから「マクガバン・ドール・リーダーシップ賞」を受賞。2023年にWFPとのパートナーシップ10周年を迎えた。
- 国連世界食糧計画(WFP):緊急事態における人命救助や持続可能な未来の支援を行う人道支援組織。
- マイケル・コース:1981年設立のブランド。「Michael Kors Collection」「Michael Kors Mens」「MICHAEL Michael Kors」などのレーベルを展開。
本記事はマイケル・コースの発表をもとに作成。
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