東京都が受動喫煙防止キャンペーンを実施へ 飲食店巡回やライトアップを展開
東京都は、11月の肺がん啓発月間に合わせ、令和8年11月16日から11月22日まで受動喫煙防止キャンペーンを実施します。改正健康増進法と東京都受動喫煙防止条例の全面施行後、飲食店での受動喫煙の機会は減少したものの近年は横ばいとなっており、店頭での標識掲示割合も約6割にとどまっています。期間中は飲食店への新たな巡回啓発をはじめ、ポスター掲出や施設のライトアップなどを通じて制度の周知と理解促進を図ります。
飲食店への巡回啓発を新たに実施
法および都条例により都内の飲食店には喫煙環境を示す標識の店頭掲示が義務付けられていますが、令和7年度の調査における「店頭表示している飲食店」の割合は62.7%でした。

これを受け東京都は、地元保健所と連携して飲食店が多い地域で個別訪問を行い、店頭表示など施設管理者に求められる受動喫煙対策を啓発します。
巡回啓発の実施概要は以下の通りです。
- 渋谷区:令和8年11月18日(水曜日)15時30分から16時45分まで(予定)、渋谷センター街にて渋谷区と連携して実施
- 立川市:令和8年11月19日(木曜日)15時から16時まで(予定)、立川南口いろは通り周辺および立川南口すずらん通り周辺にて多摩立川保健所と連携して実施
駅構内でのポスター掲出と都庁でのパネル展示
キャンペーン期間中、九都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)が共同作成した受動喫煙対策啓発ポスターを、東京メトロや都営地下鉄の各駅、都内区市町村と連携して掲出します。なお、鉄道会社や駅係員への問い合わせは控えるよう呼びかけています。
また、都庁第一本庁舎1階中央展示スペースでは、11月18日から11月20日まで、20歳未満喫煙防止・受動喫煙防止ポスターコンクールの最優秀賞作品などの展示が行われます。

都内各施設をシンボルカラーにライトアップ

受動喫煙防止のシンボルカラーであるイエローグリーンに、都内各施設をライトアップします。時間帯は施設により異なります。
- 都庁第一本庁舎:11月16日(月曜日)~11月22日(日曜日)
- 渋谷ヒカリエ:11月16日(月曜日)~11月22日(日曜日)
- セルリアンタワー:11月16日(月曜日)~11月22日(日曜日)
- 天王洲セントラルタワー:11月16日(月曜日)~11月22日(日曜日)
- 味の素スタジアム:11月16日(月曜日)~11月18日(水曜日)
- 有明ガーデン:11月16日(月曜日)
- 東京ゲートブリッジ:11月16日(月曜日)
- 隅田川橋梁群:11月22日(日曜日)

都の受動喫煙対策と情報提供

令和6年3月に策定された「東京都健康推進プラン21(第三次)」では受動喫煙の機会をなくすことを目指しています。令和7年度の調査によると受動喫煙の機会があった人の割合は職場で4.4%、飲食店で19.2%でした。飲食店での割合は全面施行前の令和元年度の40.5%から大きく低下しています。

東京都では飲食店向けにシールタイプの標識を作成・配布しているほか、「とうきょう健康ステーション」内の特設ページ(https://kenko-station.metro.tokyo.lg.jp/category2/kitsuen/tokyo/index.html)にて「施設管理者向けハンドブック」や利用者向けの飲食店選びのポイントなどを案内しています。
本記事は東京都の発表をもとに作成しました。

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